妄想世界(少女への拷問と調教)への扉:Renewal

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★本棚更新:2020/07/23  最新刊本棚を差替(8月バージョン)
お気に入りの写真(拷問・折檻・躾の違い)


このページでは筆者の作品を書棚形式で紹介していきます。
※各書棚の下にリンクが張ってあります(スマホでは体裁が崩れます)。
※書棚の表紙はイメージです。
☆表紙がヘッポコBFのものは、販売中/予告中の作品です。
☆表紙が生写真の手抜き合成は、(そのうち)執筆予定です。



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本棚00/最新刊(2020_08)関連記事 :集団羞辱史(芸術編)集団羞辱史(浴場編)誘拐と陵辱の全裸サンバ
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SMセレクト 掲載作品(初期作品集)
本棚01/初期作品集 関連記事:マゾ紀行, ひとり遊び, 奴隷留学, 淫海教育第五列の悲虐[※ 総 集 編]
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蕾の悦虐(ロリマゾ)シリーズ=[U15&被虐願望]の少女たち:1
本棚11/ロリマゾ1関連記事:
淫乱処女,体育補習, Slave Road /強制入院マゾ馴致(PLOT)
DLsite  :淫乱処女体育補習Slave Road/強制入院マゾ馴致(前編) (後編)
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 蕾の悦虐(ロリマゾ)シリーズ=[U15&被虐願望]の少女たち:2
本棚12/ロリマゾ2final 関連記事:Family SM Triangle      /いじめられっ娘二重唱 /OAV三穴拷貫僕はパパの牝奴隷
DLsite  :Family SM Triangle (総集編)/二重唱 (前編) (後編)OAV三穴拷貫僕はパパの牝奴隷
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Splended Marvelouse Tours (オムニバス) 
本棚21/SMツアー2019-11
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Splended Marvelouse Tours 2 
本棚22/SMツアー2
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Scientific Fantasy SM
本棚31bb/SFSM
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ミスリルの悲劇ミスリルの虚妄ミスリル・サーガ /無限の幻夢魔女狩りのプロローグ
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ヒロイン戦記@WWⅡ(シリーズ)/1
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突撃戦車娘成層圏の飛燕ウルフパック全裸突撃短編集(WASPを収録)アクメの空
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ヒロイン戦記@WWⅡ(シリーズ)/2
本棚42/ヒロイン戦記2
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ヒロイン戦記@時代劇
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関連記事 :悲剣肌風(全巻)槍姫千本突き
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巻之一巻之二巻之三槍姫千本突き
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巻之一巻之二巻之三槍姫千本突き


非情と淫虐の上意(シリーズ)完結
本棚51b/非情と淫虐の上意
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DLsite   :全裸縄付道中縄禿初潮水揚陰間寺出世菊女囚永代吟味
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19世紀以前の娘たち
本棚55/19世紀以前の少女たち2020_02
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お嬢頭目の婿選び偽りの殉難女囚双虐公女両辱
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お嬢頭目の婿選び偽りの殉難女囚双虐公女両辱

明治・大正・昭和(戦前-戦時中)の娘たち
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昭和集団羞辱史:高度経済成長期の少年少女たち
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現代の娘(と年増)たち
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色物と黒歴史と白歴史
本棚95/黒歴史
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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

お気に入りの写真(拷問・折檻・躾の違い)



 拷問が、少女(趣味で断定します)に罪を認めさせる、少女に自らの手で不本意なことをさせるというのに対して。
注記:「拷悶」という言葉もありますが、特定のAVに集中しています。濠門長恭作品に常用するかどうかは、まだ検討中です。
 折檻は、(強引にでっちあげる場合がほとんどですが)少女が犯した罪に罰を与える行為です。体罰とどう違うかというと。これも濠門長恭式分類ですが、家庭内において親権者による処罰が折檻で、学校で教師が女子生徒を処罰するのが体罰です。
 折檻に似た言葉では「お仕置き」と「躾」とがあります。
 体罰や折檻は有無を言わさず罰するのに対して、躾は少女に罪を認めさせて、自分から罰を求めるように仕向ける――というのは、『未通海女哭虐~裸の昼と縄の夜』で鬼伯母に言わせた科白ですが。
 折檻が大時代的な場合には、お仕置きがいいかもしれません。もっとも、月に代わってみたりするので、お仕置きにはコミカルな響き(お仕置きじゃ~)が混じっています。筆者は、そう思います。少女を怖がらせるにしても、悦虐を掻き立てるにしても、お仕置きや躾よりは折檻がよろしいかと。
 もっとも。現実の虐待において「躾の範囲だ」という言い訳が――平成の前半くらいまでは罷り通っていました。そういう意味ではライトSMかもしれません(激違
 おっと。少女が自ら処罰を乞い願うときは「お仕置きしてください」が似合いそうです。ロリマゾだろうと、実質的な強制だろうとです。


開脚受虐

 お仕置きでも折檻でも躾でも体罰でも。少女が抵抗を放棄するというのが、最近の筆者の好みです。好きに嬲ってくださいの開脚。たとえ女芯を鞭打たれても、その姿勢を崩さない。いいですね。G線上に遷移したいのを我慢して記事を書いています。
 画像に関してですが。右のなんて「少女」どころか娘ですらないです。合法的なネット画像は、せいぜいこんなものです。だからこそ、小説としてのロリマゾに価値があるのです。牽強付会我田引水会者定離愛新覚羅溥儀です。


家庭内折檻

 折檻は、恥辱を伴なうのがよろしい。
 義母にお尻をぶたれて、まっ赤なお尻を晒しながら掃除をさせられるとか。


上下関係

 これは近年の傾向では差別だなんだと叩かれそうですが。こういう形で叩かれるのは嫌いですが。インモラルはことばかり書き連ねるのが、SM小説としては王道であると信じています。ので。
 メイドと主人。メイドが外国からの出稼ぎだと――現実にも、これが問題になっているのですが、なかなかにそそられます。もちろん、肌の色が違うとかは必須ですね。
 逆に、お嬢様が女中頭あたりに折檻されるのもアリです。右の画像は、人種の配置が好みではありません。高ビーな白人お嬢様がお仕置きされるというのがツボです。
 さもなければ、養女にもらわれていった先で、人種の違い故に女中からも下男からも虐げられる。これは、至高と究極の争いです。「いやらしんぼ」です。強引過ぎる造語です。



 しかし。「体罰」というのは、格別の響きがあります。『鞭と縄の体育補習』です。
 というわけで、次回は学校における体罰/リンチ/イジメなどを考察しましょうかしら。予定は未定にして既定に非ず。
 おっと、その前にひと言。
 こういった形での加虐は、拷問に比べてソフトな場合がほとんどです。


きつい折檻

 畳の縁の三角木馬なんて、甘っちょろすぎます。
 股間への電撃笞は、心臓マヒとかのリスクはありません。すこしくらい火傷したって、パンツを穿かせておけば発覚しません。そういう問題ではありません。

では、最後に。畳の三角木馬を改変したのが、下のアフィリンク画像す。

創作メモ:歩行器具

 とんでもない番狂わせが生じました。
 DLsiteなどで販売している作品でも応募可能との言葉を信じて、14本(前後編はまとめて1本、シリーズものもまとめて1本で勘定)も大量にブチこんだのですが。ゆうパック段ボール箱で2コです。それが……昨日1次予選結果が出ていまして、通過作品144本の中にひとつもはいっていない?!
 これまでも、しつこく応募してきて、1次落ちしたことはありません。まあ、2次にたどり着くのがやっとでしたけどね。
 急に応募作品の水準が上がったわけではないです。
 結局、有料販売なので弾かれたか、熱帯雨林との確執を紙のお手紙にして同梱したせいか。ともかく、営業的判断ですね。

 まあね。筆者の作品群は「商業誌に載っていてもおかしくない」レベルです。しかし、商業誌のほうから「載せさせてください」と言ってくるレベルには、ちょっと届きません。読者の嗜好だと編集者が思い込んでいる方向と作風とが一致すれば、あり得るんですけどね。1980年代の仏蘭西はハードSM全盛でしたが、21世紀になってからは甘々路線ですから。
 数本が1次通過して2次で1本だけ、それも最終落ちなんて屈辱より、いっそ清々しいです。

 もう、いいもんね。
 妄想の赴くままに書くまでです。いや、元々、SM小説に関しては売れ筋とか関係なく書きたいものを書くという方針を貫いてきました。そりゃまあ、出版が約束されているなら、NTRだろうとイチャラブSMだろうと、それなりのレベルの作品を書く自信はありますが。なんだったら、健全ラノベでも!
 けど、まあ……「それなり」でしかないです。既存の作家と同水準しか書けません。
 企画・編集サイドとしても、新人を採用するリスクを回避します。デビューには、既存の作家を超える+αが必要条件なのです。
 あーあ。第12回SFマガジン・コンテスト参考作授賞が、筆者の墓碑銘になるのかしらねえ。

 まったく、悪いことは続くもので。
 昨年の9月に母が死去して、11月にはSF小説時代の師匠(30年以上のご無沙汰でしたが)が亡くなられて、12月に熱帯雨林ポルノ認定で、続いて外付HDDがクラッシュして(災厄レベルが低すぎる?)、なんとか治まったかなと思っていたら、今回のこれ。たぶん、9月上旬に派遣社員契約延長無しの通告が来て……それで、厄落としかしら。最後のはモロ死活にかかわりますがな。
 最初から可能性ゼロだったフランスよりは、サマージャンボのほうが期待を持てるかな???


 辛気臭い話はおしまい。
「パーカー、やっておしまい」
「はい、お嬢様」
 ズダダダダダダダ!
ペネロープ号 


以下、本編です。
無料動画を漁っていて、ちょっと面白いのを見つけました。
・逆T字形の棒を突っ込んで、横木は膝の裏へあてがう。歩くと、自分でこねくる。動画"insex 2004-GG"
丸太ディルド枷
 こういうのは好きです。
 『未性熟処女の強制足入れ婚』でバージンロードを歩くシーンだったか、『女囚性務所』での懲罰だったか。2本の棒を挿入して、片脚ずつ内腿と膝に縛りつけるというのは、書いたことがあります。歩けば淫唇強制開口ですね。
 画像のほうは、専用器具ではなく、環境に優しい(女に厳しい)樹木を使っているというのが、筆者的にはツボです。
 どこかで使ってみたいものです。これは拷問ではなく、プレイのひとつですね。
 いや。ちょこっと山歩きではなく、戦地で捕らえた捕虜か人質にとったお姫様を、自国までこの格好で連行する。こうなれば、苦痛系の恥辱です。
 そうか。『ミスリルの悲劇』で、女騎士は全裸背中合わせ騎乗が必然ですが、一緒に捕らえた侍女を、こうして歩かせるのもありだったんですね。増補改訂版でも書こうかしら。嘘です。


もひとつ。こっちは拷問手法というか、口実です。
・そう易々と自白するとは。さては嘘だな。ほんとうのことを言え。
 さっきと言っていることが違うぞ。どっちが本当なんだ。
 今日も拷問、明日も拷問、明後日もだ。それでも自白が変わらなければ信用してやる。
 頑なに同じことを繰り返しているな。よほど隠し通したいとみえる。

縄吉美沙inmu44
 実際の尋問でも、似たような手法が採用されているそうです。
 何度も供述させて、その矛盾を衝くわけです。
 いくら本当のことを白状しても信じてもらえずに拷問される。これは、なかなかにツボです。
 冤罪は、こうして作られる――なんて、社会派を気取ったりはしません。そういったことは、濠門長恭クン以外の自我にまかせておきます。

テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

Progress Report 4:赤い冊子と白い薔薇

 チャイルス猖獗で、またまた在宅勤務ですが。
 どうも、クビが危ない。3か月単位の契約更改が、今回は1か月。次の更改交渉は9月初旬頃ですが、かなり W Arrow です。
 などという話は、サブブログ(→)にまかせて。


 盆休みには脱稿するでしょうが、そうすると前後編に分けて9,10月公開ですからぎりぎり月刊維持ですが、盆休み中に新作に着手は難しいでしょう。まあ、10月からは時間がたっぷり……あると困るのです!

Progress Report 3 は、こちら→

========================================
第三章六幕です。
濠門長恭初挑戦のマングリ返し緊縛連姦は、すでに終わっています。製品版の発売をお待ちください。

・肛姦と口姦と

 さすがに署内の全員ということもなく、紗良への凌辱は二十人ほどで終わった。
 連れて来られたときとは違って後ろ手枷を掛けられて、両側から支えられても立っていられないまでに消耗していたので、引きずられて取調室から引きずり出された。
 弓子も狸縛りの吊りから下ろされて、やはり全裸に後ろ手枷という惨めな(しかし、すっかり慣らされてしまった)姿で連れ去られた。
 恵ひとりだけが、四匹の淫虐鬼の中に取り残されていた。荒島、浜村、浅利、青谷――記録係を務める淀江が不在ということは、恵を自白に追い込むつもりがないからだろう。そうとでも考えなければ、淫虐鬼どもの打ち合わせに合点がいかない。
「こいつは、元から変態趣味があったわけですから……なまなかな責めでは心をへし折れんでしょう」
 青谷が、いずれは自分の物にするはずの女を鬼どもの前に突き飛ばすようなことを言う。
「さて、どうですかね。こいつ、まだ媾合いの味を知らんのですよ。だから、平気で破廉恥な真似ができるのです」
「そんなものかな。まあ、女にかけてはピカイチの浅利クンが言うのだから、正しいのだろうが」
「では、色責めに掛けてみますか」
 衆議一決。
 恵にも、色責めの意味は薄々察せられる。昨日と今日で、察せられるようにされてしまった。だから、余計に戦慄する。
(こんな大怪我をしているところを、この人たちはまだ虐めるつもりなのだろうか)
 目の前で見せつけられてさえも、怪我をしていない部位が残されていることに、恵は気づかない。そして――粘膜を切り裂かれての出血など、この男どもはかすり傷くらいにしか思っていないということにも。
「味を教え込むとなると、海老責めのままでは無理か」
 浜村が恵の縄を解いた。
「…………」
 滞っていた血行が甦って、全身がジインと痺れた。
「はあ、はあ、はあ……」
 思い切り貪る空気を甘くさえ感じた。
 が、安逸は一瞬。記録係用の小机が部屋の中央に引き出され、上体を直角に曲げられてうつ伏せに縛りつけられた。両手で左右の脚を握らされて手首を縛りつけられる。開脚させられて膝も縛りつけられた。小さな机なので、乗っているのは腹部だけ。乳房は机の向こう側に剥き出しに立っている。
(犬のような姿で犯される……)
 恵は、自分の理解が三分の一しか正しくなかったと、すぐに思い知ることになる。
 恵の目の前で、浜村が奇妙な作業を始めた。先革をはずして放置してあった竹刀の先端に大きなビー玉を乗せて、それをガーゼでくるむ。そのままガーゼを先端から二十センチあたりまで何重にも巻き付けた。
「よっこらせ」
 浅利が恵の目の前にバケツを置いた。恵が失禁したときの始末に使われたものよりふた回りは大きい。水がいっぱいに張られている。
 浜村がそこに竹刀を浸けて。ガーゼから水が滴って床を汚すのも気にせず、恵の後ろへまわった。
 肛門に冷たい感触を押し付けられて、今さらに恵は狼狽した。ヤスリのつぎは竹刀。異物で陵辱する拷問だと直感した。
「力を抜いていろ。力むと痛いぞ」
 力んでいるつもりはなかった。しかし、自然と括約筋だけでなく全身が硬直してしまう。
 ずぐうううっと……一気に竹刀を押し込まれた。
「いぎゃああっ……熱いっ!」
 激痛というよりも、狭い穴を無理矢理に抉じ開けられる不快きわまりない拡張感。そこに灼熱が重なっている。
「ぎひいい……」
 竹刀が回転するのが肛門に感じられた。腸の奥まで突かれて、内臓が押し上げられるような圧迫を下腹部に感じた。
 ズポッと、小さく音がして――灼熱が消えた。
 鼻先に竹刀が突きつけられた。まだらに茶色く汚れている。小さな固形物もこびりついていた。悪臭が鼻の奥まで突き抜ける。
「可愛い顔していても、内側はこんなものだ」
 浜村はバケツに竹刀を突っ込んで掻き回した。固形物が剥がれて、ガーゼの色もわずかに薄くなった。
 ぞんざいに洗われた竹刀が、ふたたび恵を貫く。
「熱い……いやあああ」
 同じ灼熱を繰り返されて、驚愕の無いぶんだけ悲鳴は抑制されていた。
「女の中には、しこたま貯めているやつも多いが、おまえは腸が綺麗だな」
 恵は便秘とは無縁だった。どころか。昨日の朝に食べてからは米の一粒も口にしていないというのに、今朝も少量だがお通じがあった。逆さ吊りにされているときは、跡始末できなかった汚れに内心で悶絶していたのだが、今は汚物を見せつけられなくて済んだ。まさしく、不幸中の幸いではあった。
「青谷警部、こちらも口開けをなさいますね」
 同じ階級の歳下を、丁寧な口調でけしかける浜村。
「口開けは、そこのやつで済んでいるでしょうに」
 青谷が尋問用の椅子を目で指した。
「いやいや。陰間などは張形でさんざんに修練を重ねておきながら、水揚げと称しますからね」
 異物挿入は数のうちにはいらないと、浅利が真面目くさって言う。
「玄人を相手にしているぶんには構わんが、善良な少年にまでは手を出すなよ」
 荒島が苦笑を交える。つまり浅利は、善良な少女には手を出しているということなのだろう。
「なるほど。では、先達のお言葉に甘えるとしましょう」
 青谷が立って、恵の後ろへ動いた。
 事ここにいたっては、恵も自分の運命を悟らざるを得ない。二十四時間前までは、そのような行為が世の中に存在することすら知らなかった――不衛生で破廉恥な醜行。
 他の男ではなく青谷だというのが、微かな救いのようにも思えたけれど。どうせなら、ヤスリで犯される前に……ぼんやり像(かたち)作られかけた言葉を、恵はあわてて打ち消した。
 この男の奴隷妻になど、絶対にならない。あたしはユリお姉様を護って責め殺されるのだ。かすかに甘い味のする絶望だった。
 ペッと唾を吐く音がして、すぼまった穴を指でこねくられた。そして……
 竹刀とは違って灼けるように熱い感触が押し当てられて。閉ざされた穴が、ぐうううっと押し込まれて。ずぶりと貫かれた。
「いやああああっ……熱いッ!」
 棒ヤスリや竹刀は、恵を一瞬で貫いた。けれど青谷は、じわじわと押し入ってくる。だからといって括約筋を拡張される熱痛感がやわらぐこともなく、苦悶の時間だけが長引く。
「きひいいい……くう……」
 青谷の下腹部が尻に突き当たって、わずかに激痛が落ち着く。
「はああ……はあ、はあ」
 口を開けて喘ぐだけの余裕を、恵は取り戻した。
 青谷が抽挿を開始した。熱痛がうねって、息が自然と押し出される。
「はっ、はっ、はっ……痛い……もう、赦して……ください」
 自分が哀願していると、恵は気づいていない。
「どうにも太平洋ですね。萎えてしまいますよ」
「腸には筋肉がありませんからね。そのかわり、括約筋の締まりは女穴の比ではないですよ。雁首を入口でしごくようにするのが、肛姦の極意です」
 浅利が指南すると、青谷が早速に実践する。
「ぎひいっ……痛い痛い痛い……やめて……」
 雁首に拡張されては、すぼまると内側から『返し』の部分で抉じ開けられる。ただ淫茎を突き挿れられるよりも、痛みは大きい。しかも、激しく律動する。
 不意に熱痛が抜去された。
(終わったんだ……)
 惨めに安堵した恵だったが。お下げを頭の後ろで束ねて引き上げられた。
(…………!?)
 頭を無理強いに引き起こされた鼻先に、まったく衰えていない剛直が突きつけられた。、牛熱い部屋の中でも湯気を立てている。はっきりと異臭をはなっていた。
「口を開けろ」
 恵は青谷の顔を見上げて、固く唇を引き結んだ。言葉に従えば、腸内の汚れにまみれた怒張を頬張らされるに決まっている。
「強情ですね」
 青谷が荒島を振り返って、わざとらしい苦笑を浮かべた。
 浜村が立ち上がって、棚から有刺鉄線の束を取り出した。淫虐鬼どもが『鉄鞭』と称している凶器。それを手にして、恵の横に立った。
「躾は最初が肝心ですよ」
 右手を上げて、鞭の根元を乳房に押しつけた。 有刺鉄線の棘が柔肌に突き刺さる。
「くっ……」
 口を開けるわけにはいかない。恵は意識して悲鳴を封じた。
「浜村さん。それは、さすがに可哀そうです。僕も大岩警部補の顰(ひそみ)に倣うとしましょう」
 青谷がズボンのベルトを抜いて浜村に渡した。
「そうですか。赤ん坊に乳をやれなくなっては拙いですね」
 昨日は乃木も華江を相手にそんなことを言っていた。一発や二発、有刺鉄線で乳房を敲いたところで、そこまで酷いことにはならないのだが――母性本能への恫喝としては大きな効果がある。
 浜村は鉄鞭のときのような威嚇はせずに、いきなり右手を撥ね上げた。
 バシイン!
「きゃああっ……!」
 乳房が爆発したような衝撃と、一瞬遅れての重たい激痛。
 悲鳴を吐き終えても半開きになっている口に、青谷が怒張を近づける。
 すでにそれを拒む気力は粉砕されていたが――自身の汚れを口に入れることへの嫌悪感が、無意識のうちに口を閉じさせていたのだろう。
 バシイン!
「きゃああっ……ごめんなさい」
 不本意な謝罪を口にして、恵は目を伏せた。醜悪な怒張が、ふたたび近づいてくる。
「口を開けろとは言ったが……ちゃんと咥えろ」
 屈辱に頭をクラクラさせながら、恵は言葉に従った。
 口を閉ざすと、臭気が鼻腔の奥を突いた。硬いけれど笛(くらいしか、口に咥えたことはなかった)なんかとは違って、柔らかさで上塗りされている――キュロンとした舌触りだった。
「聞き分けがよくなったな。しゃぶれ。舐めるんだ」
 言葉の意味は理解できても、すぐには実行できなかった。嫌悪があったし、要求を受け容れればつけ込まれて、いっそう淫らな仕種(それがなんであるか、想像は出来なかったけれど)をしいられるのではないかという駆け引きめいた気持ちもはたらいていた。
 恵の横で、浜村と浅利が入れ替わった。浅利は恵に横合いから腕をまわして、両手でバンドを握って乳房に押し当てた。バックルに先端を通してベルトを引き絞っていく。乳房がつぶれて、胸全体も圧迫されて息苦しくなってくる。
「んぶ……?」
 ベルトが横に滑って、乳房をしたたかにこすった。灼けるような痛み。乳首には激痛が奔った――のだが、ベルトで敲かれる爆発的な痛みではなく、チリチリする感覚の奥には、不快とは断じられないくすぐったさが潜んでいた。
 浅利の掌が恵の尻を撫でた。
「警部殿のおっしゃる通りにしろ」
 ペチンと叩かれた。先輩への苛酷な拷問を見せられ、自身も逆さ吊りにされたり拷問椅子に座らされたりワニグチクリップやベルト鞭の洗礼を受けている恵には、わずかな恥辱を与える以上の効き目はない。怒張を咥えさせられている少女に激痛を与えれば、加虐者の側に不測の事態を生じかねないゆえの配慮――とまでは気づかない。不服従を続けるともっと痛い目に遭わせるぞという脅しだと思ってしまう。
 その思い込みを裏付けるように――胸を巻くベルトが左右に滑った。灼けるような痛みと、鋭く繊細な感触と。
 恵は嫌悪をねじ伏せて、口中の異物に舌を這わせた。いざ、そうしてみると――感触も大きさもまるきり異なってはいるものの、ユリとの舌の戯れで覚えた要領を無意識に応用して、まったく純粋無垢な少女とは思えない淫靡な蠢かし方をしてしまう。
「おお、うまいぞ。これなら立ちん坊でじゅうぶんに稼げるな」
 立ちん坊というのは街娼の謂である。遊郭が公認されていても、籠の鳥を嫌って、多大の危険(性病、地回り、強盗など)を承知で街に立って客を引く。浮浪罪で逮捕されることもあるが、数日間慰み物にされて放逐されるくらいで済む。そういった事情までは知らない恵だが、青谷の言葉が侮辱だとは、声の調子で察せられた。
 しかし、しゃぶり始めてしまっては、いまさらにやめるには、かえって意志の力が必要になる。
「裏筋もなめろ。雁首の裏に、縦に筋があるのはわかるな――そう、そこだ」
「鈴口――小便の出る穴だ。そこを舌先で突っつけ。まわりを舐めろ」
 次々と押しつけられる要求にも素直に応じてしまう。
 胸の圧迫が減った。ベルトが緩められて――まだ左右に滑り始めた。が、痛みはなかった。乳首だけが刺激されて、チリチリする感覚が鮮明になる。くすぐったさが快感に変じた。
 青谷が、お下げをつかんだまま腰を前後に揺すり始めた。
「頑張れ、頑張れ」
 浅利が囃し立てながら、ベルトをいっそう激しく滑らせる。
 荒々しい快感がさざ波になって、だんだんと大きくうねり始めた。
「んぐ……むぶう……んくっ、んんっ……」
 喉を突かれて込み上げる吐き気をこらえる呻きに、快感の喘ぎが重なった。しかし快感は、ユリから与えられるそれの四半分にも満たない。それでも、だんだんと快感が苦しさや屈辱を上まわり始めて――
「んむっ……」
 力むようなうなり声とともに、熱い滾りが恵の喉奥にぶち撒けられた。
「げふっ……」
 咳き込みかけると、いっそう強く腰を押し付けられた。
「吐き出すな。飲み込め。命の源だ。一滴残らず飲み干せ」
 無理に吐き出せば、乳房を敲かれるか拷問椅子か、それともワイヤーを跨がされるか、もっと残虐な拷問か。恵は喉の痙攣にさからって、口中の汚濁を嚥下した。
「だいぶん素直になってきたな」
 犬の頭を撫でるようにぽんぽんと恵の頭を叩いてから、青谷が抜去した。
「ふううう……」
 今度こそ終わったと、安堵の吐息。しかし。
「初めてにしては上出来だった。褒美をやろう」
 浜村が白熱電球を恵に見せつけた。ソケットに嵌められていて、スイッチをひねると眩く点灯する。家庭用の電球に比べると頭部の膨らみが小さく、フィラメントが細いバネで浮いているのだが、そんな些細な違いに気づくゆとりなど恵にはない。
「…………?」
 昼行燈――そんな諺が頭に浮かんだ。浜村の意図がわからなかった。
 浜村の姿が背後に消えて。股間を指でこねくられた。傷口を抉られて、鋭い痛みが奔る。
「淫汁ではなく血がにじんできたか。潤滑にはなるだろう」
 指が引き抜かれて――冷たい感触を押し付けられて、ようやく恵は、これから咥えられようとしている淫虐を悟った。
「おとなしくしていろ。電球が割れると大怪我をするぞ」
 しかし電球は、張り裂けるのではないかと思った擂粉木よりも、さらに太い。とても挿入(はい)るとは思えない。
「無理です! やめてください」
 電球の頭部が、ぐりぐりと淫唇をこねくりながら――侵入してくる。血で潤滑されていても、膣口がキシキシと軋む。
「痛い……無理! やめてください……ひいいいいっ!」
 限界を超えて拡張されて――不意に、グポンと大きな塊りが下腹部を圧迫した。膣口の痛みが軽くなった。
「ぽこんと膨れているな」
 淫埠を撫でられて、それが自分にも感じられた。
「夜だったら蛍見物の風流が愉しめるところだが……」
 腰の奥が、ぽうっと温かくなった。いや、だんだんと熱くなってくる。電球を灯されたのだと、恵にもわかった。
「三十分も放置すれば、子を産めない身体になる」
「それは困ります。勘弁してやってください」
 青谷がとりなす――のは台本どおりなのだが、もちろん恵にはわからない。
「そうですか。では、使用中には電気を消すことにしますか」
「話が逆のような気もするぞ」
 荒島が恵の前に立った。ズボンを下げて越中褌を緩め、萎えた淫茎を露出した。
「勃たせてみろ」
(…………?!)
 青谷以外の男から淫らな行ないを求められるとは、まるで思っていなかった。華江は乃木、弓子は大谷――組み合わせは決まっていた。紗良だけは誰からかまわず犯されていたが、彼女は誰かの奴隷妻に目されているのではなく、肉人形として弄ばれ、いずれは責め殺される運命だと、いつか恵も思い込んでいる。自分も、そうなのだろうか。
「青谷さん……」
 処女を奪い、排泄器官も摂食器官も――すべての穴を蹂躙した男に、恵は縋るしかなかった。
「あたしを……他の男の人たちに穢されても、平気なのですか?」
 青谷は答えずに――浜村と場所を替わって、電球を引き抜いた。が、すぐに挿れ直して。二度三度と抜き差しした。
「性行為とは、ここに魔羅を突き立てることだ。他の穴は関係ないね」
 それは正論だった。この時代から八十余年が経過した現在でさえ、『性交類似行為』はすくなくとも売春防止法の規制を受けていない。
「非道い……」
 そう怨じるのが、やっとだった。
「サックを着けていれば、この穴だって同じだ。もちろん、僕の許しを得ないで勝手な真似はさせないがね」
 つまり。もしも青谷の妻になったところで、彼の命じるがままに売春婦の真似事をさせられかねない。いや、肉の賄賂、あるいは内偵捜査の生餌にされる。女だけに、そういった方向への想像は容易にはたらいた。
 しかし、そんな将来のことを考えているどころではない。ふたたび、腰の奥で灼熱が膨れあがってきた。
 いっそ、ここが使いものにならなくなれば、青谷の奴隷妻にされる悲惨だけは免れる。けれど、その咄嗟の思いつきを実行に移す蛮勇は持ち合わせていなかった。
 恵はみずからの意志で顔を上げて口を開いた。首を伸ばして、目の前の萎びた肉棒を口に咥えた。
 灼熱の膨張が止まって、わずかずつ冷え始めた。
「舐めろ。すすれ。青谷クンに仕込まれたとおりにやれ」
 荒島は頭をつかんだり腰をつかったりせず、恵の一方的な奉仕を強いる。
 恵は、おずおずと舌を絡めた。まるで麩菓子を舐めているような舌触りだった。もちろん、唾液で溶けたりはしない。逆に、次第に太く硬くなっていく。
(馴れというのは恐ろしい……)
 機械的に舌を動かしながら、ふっと思った。わずか十分前にはあんなに嫌悪していた行為を、吐き気を覚えることもなく実行している自分が、やりきれなくなってしまう。
 もちろん、好き好んでしているわけではない。電球に膣を焼かれる恐怖から逃れるための、不本意きわまりない強いられた行為ではあるのだけれど。涙がにじむ気配すらないのも事実だった。それどころか――男というものは、射精するとすぐには勃起しないのだと、わずか二日の見分と体験とで、恵はじゅうぶんに学んでいる。年齢が関係しているらしいとも。射精して一時間と経っていない五十男が、自分の口の中で自分の舌遣いで勃起している。屈辱の中に誇らしさが紛れ込んでいた。
「本官もお相伴させていただきます」
 荒島に断わってから、浅利は下半身を丸出しにしたばかりか開襟シャツまで脱いで、ランニングシャツ一枚になった。この男は紗良への輪姦には加わっていない。若い巡査が『遠距離砲撃』と形容した状態になっている。
 唾で自身を湿してから、恵の背中におおいかぶさった。
「くっ……」
 括約筋を押し広げられる、熱い激痛。しかし、悲鳴にまでは至らなかった。
 ズブズブと肛門を貫かれて、内臓を押し上げられる鈍重な不快と――下腹部が押し破られそうな圧迫と。
「ケツ穴にマンコが引っ越してきたかと思うほどの締まりですな」
 膣を電球で膨満させられて、腸も圧迫されている。
「おまえも気持ちいいんじゃないか?」
 恵が苦痛しか感じていないと承知のうえでの問いかけだった。
 恵は、答えられる状況にはない。口はふさがれているし、首を振って歯が怒張をこすったりすれば叱られる。
「では、気持ち良くしてやろう」
 体重をのし掛けられて、乳房をつかまれた。
 また虐められると身構えた恵だったが――指は食い込んでこなかった。五本の指が、軽やかに乳房を撫でる。掌のくぼみが、乳首をこする。
「んんっ……んふう」
 女の穴に電球を突っ込まれて発声器官も排泄器官も肉棒に犯されているという激痛と圧迫と恥辱の極致にあって、乳房にだけは甘いさざ波が生じて――浅利の手の動きにだんだんと波が煽られていく。相反する感覚に翻弄されて、恵は混乱していた。
「こら、ちゃんと舐めろ。しゃぶれ。啜れ」
 荒島に叱咤されても、言葉は意味を形成せずに頭を素通りしていく。
 浅利の片手が乳房からはなれた。電球のソケットを摘まんで、浅い抽挿を与える。
「きひっ……んぶうう」
 電球の膨らみに膣口を拡張させられ、浅利が力を緩めると収縮が電球を奥へと咥え込む。繰り返されるうちに、激痛が鈍痛へと麻痺していく。電球の角度が変わって、ますます腸壁への圧迫が強くなって……
「ああっ……んん!」
 にょるんと肉蕾を摘ままれて、恵は不本意な甘い悲鳴をあげたのだが。
「痛っ……噛みつきおった」
 荒島が腰を引いた。恵が悲鳴の直後に歯をくいしばったのだった。もっとも、まだまだ快感が浅いぶん、顎を閉じる力も知れていた。荒島が怒張を維持しているのが、その証拠だった。
「逆らうとどうなるか、思い知らせてやる」
 恵にしてみれば、まったくの言いがかり――荒島としては、いっそうの屈辱を与える恰好の口実だった。
 荒島が棚から竹筒を取り出して、怒張に装着した。気を失っている紗良の口を犯したときに使った道具だった。
「もっと口を開けろ」
 荒島の声に含まれている(あるいは芝居がかった)怒気に怯えて、恵は大きく口をあけて竹筒の蹂躙にまかせた。怒張とはまったく異質の無機質な硬さに歯先をこすられて、生理的な不快があった。
 俄然、荒島が腰を激しく突き動かし始めた。紗良を犯したときはみずから腰の高さを調節していたが、その手間も省いて、お下げの根元を両手でつかんで顔の向きを上下に変えさせる。そのたびに、亀頭を口蓋におしつけられたり舌を押さえ込まれたり――顔が正面を向いたときには喉の奥まで抉られる。
「んぶ……ぶふっ……んんんっ……」
 浅利は上体を起こし気味に直して、荒島の動きに合わせて腰を使いながら、両手で恵の肉蕾を刺激にかかった。剥き下げては戻し、戻しては剥き下げる。あるいは実核を摘まんで先端を強くこする。愛撫というには乱暴に過ぎるが、弄虐と呼ぶのもためらわれる動きだった。すくなくとも、昨日までは生娘だった未開発の少女には拷問にちかい扱いのはずだが――ワニグチクリップの咬虐に比べれば、じゅうぶんに受け容れられる刺激ではあったのだろう。
「んぶうう……んん……くううう」
 息苦しさを訴える呻きが、だんだんと甘く蕩けてきた。
「快感が腰全体に広がっていくのがわかるか?」
 耳元でささやかれてみると――快感はともかく、肛門の熱痛はずいぶんと薄らいでいるのに気づく。淫核に発する快感が、二穴の苦痛を押し返している。そんな感じがした。
「課長殿。こいつ、しっかり感じています。褒美を与えてやってください。噛みつかれる心配はありません」
 口中の異物が引き抜かれて、竹筒のかぶさっていない――すでに馴染みかけている弾力に富んだ温かい肉棒が押し込まれた。それが、『褒美』という言葉に重なった。
 つまりは、暗示効果と条件付けだった。恵は淫虐鬼どもの快感調教に馴致される第一歩を踏み出したのだった。
 しかし。この場の主導権を握っている浅利には、無垢な少女を単なる淫乱娘に仕立てる意図はなかったのか――あるいは、自白を引き出す駆け引きの手段に残しておこうと考えたのか。荒島が動きを早めて、そのぶん恵を苦しめながら早急に埒を明けようとするのを抑えはしなかった。そしてみずからも、荒島の放出に呼応して射精に至ったのだった。
 ただし、それで恵への凌辱が終わったのではない。
 再び、恵の中の電球が点された。じわじわと腰の奥に熱が溜まっていく。
「く……熱い……」
 呻いても、男どもは無関心を装っている。荒島など、取調官が座る革張りの椅子にふんぞり返って、のんびりと煙草をくゆらせていた。
「青谷さん、助けてください」
 屈辱は打ち捨てて、またも恵は『初めての男』に哀願した。どんなに淫虐なやり方だったにしても、処女を奪った男には嫌悪一色ではない感情が揺れる。
「僕は、もう堪能した。浜村警部あたりに頼むんだね」
 使用中には電気を消す――浜村の言葉を思い出した。ここにいる四人の中で、まだ恵を使っていないのは浜村だけだった。
「そんなはしたないこと、口にできません。お願いです……あたしが石女(うまずめ)になっても、いいのですか?」
 恵としては、屈辱に恥辱を重ねて理に訴えたつもりだったが。
「勘違いするなよ。僕は荒島課長殿の好意を無碍にしたくないから、あえておまえに救いの手を伸べてやってもいいと考えているだけだ。その気になれば、嫁の一人や二人、どうにでも見繕えるんだからな」
「孤児院とか女衒とか――良家の子女ってわけにはいきませんですがね」
 浜村に半畳を入れられて、青谷の端正な顔がわずかにゆがんだ。
「縛られて濡らしたり敲かれて気を遣るような女を娶るなんて、僕にはできませんね」
 高文組と叩き上げの反目。あるいは、権力で女を自由にすれば満足できる比較的に真っ当な男と、権力で女を甚振ることに愉悦を感じる変態との確執なのかもしれない。
 しかし、恵はそんな微妙な齟齬には気づかない。身体を内側から灼かれる痛みよりも恐怖が、口にできないはずの言葉を吐かせていた。
「浜村さん。お願いですから、電気を消してあたしを使ってください」
 浜村は、ちろっと青谷を振り返ってから。
「被疑者のくせに、サン付けとは狎れ狎れしい。それに、どこをどういうふうに使うのか、サッパリわからんぞ」
「浜村警部殿……」
 バチンと尻を叩かれた。二日前の恵だったら大仰な悲鳴をあげていただろうが、今となっては痛みも羞ずかしさもほとんど感じなかった。
「浜村様。ケツの穴にオチンポ様を嵌めてください――それくらいは言ってみろ」
 屈辱を噛み締めている暇はなかった。
「はまむらさま……け、けつの穴に、お、お……おちんぽさまを……はめてください!」
 卑猥な言葉をつっかえつっかえ、口にして、最後には叫んでいた。
「まあ、いいだろう」
 パチンとソケットのスイッチがひねられて、突き刺さるような熱痛が薄れた。
 ほうっと安堵の息を吐いた直後。尻を灼熱が貫いた。
「ぎゃわああああっ……!」
 腰をつかまれるような予告もなく、不意打ちの突貫だった。凸と凹とがきっちり合っていないのを無理矢理に押し込まれたのだから、激痛も著しかった。しかし……
 浅利が横に来て、恵の股間に片手を差し入れた。三本の指で肉蕾を剥き下げて、人差し指と中指とで実核をしごく。荒々しい、しかし愛撫だった。
 肛門は灼けるような痛みに苛まれ、膣は怒張した魔羅よりも太い電球で裂けそうなまでに押し広げられて――苦痛の渦の端で一点だけが、甘い稲妻に翻弄されている。
「くうう……いやあ……痛い……もっと……」
 痛みに比べれば、ごくささやかな快感。ユリに与えられる極上の甘美と比べれば、惨めで残酷な快感。しかし、そこにしがみついていれば、苦痛がやわらぐのも事実だった。激痛と快感に引き裂かれながら、恵は無意識に愛撫をねだっていた。
「もっと、どうして欲しいんだ。はっきり言え」
「……もっと、お豆を……虐めてください」
 なぜか、可愛がってというのをためらって、そんなふうに言ってしまった。
「なるほど。さすがは……だな。まさに慧眼というべきか。青谷警部殿では持て余すかもしれませんな」
 浅利が不得要領な言葉をつぶやく。それが聞こえたのか、青谷が眉をしかめた。
「では、気を合わせて虐めてやりましょう」
 浜村が恵の腰を両手でつかんで、荒腰を使い始めた。一往復ごとに抜去しては、激しい勢いで突き立てる。
 浅利は真横に位置して、右手で淫核に乱暴な愛撫を加えながら、左手は掌底で乳房を押し上げながら指を大きく広げて双つの乳首を同時に転がす。
 甘い稲妻に三点を翻弄されて――快感が苦痛をうわまわっていく。
「んあああ……逝く……ごめんなさい、ユリお姉様」
 ユリ以外の――それも男の乱暴な愛撫で浮揚させられる後ろめたさが、恵に禁断の名前を口走らせていた。浜村は行為に夢中だったとしても、冷徹に恵を追い上げている浅利も、黙って淫劇を鑑賞している荒島と青谷も、その名を糺そうとしなかった。
 ――浜村が恵の腹腔に精を放ったとき、恵はまだ頂点からは程遠い高さにしか浮かんでいなかった。浅利の手もあっさりと逃げ去って、恵は地面に叩きつけられた思いだった。ズルズルと電球が抜き去られて、その刺激に官能を追い求める始末だった。
 恵は机から解き放たれて、すぐに後ろ手に緊縛された。乳房を絞りあげられて、腰の奥に残っていた埋み火がじんわりと熾きた。
「あ、ああん……」
 喘いでしまって。縄に愉悦を感じた自分に戸惑いを覚える恵だった。
「さすがに日曜日は早仕舞いとするか。明日からは覚悟しておけと言いたいところだが――そうそう小娘の相手ばかりもしておれん」
 それとも――荒島が、青谷に目を向けた。
「若い連中に息抜きをさせてやるか?」
 わざわざ青谷に断わりを入れるのは、息抜き云々は自分と関わりのあることだと、恵にもわかる。ついさっきまで自分の受けていた仕打ち。その前の、いっそう無惨な紗良への輪姦。荒島の言葉の意味は、わかりたくなくてもわかってしまう。
「他人の種を孕まさない予防をしていただけるなら、僕は構いませんよ」
 浜村や浅利よりも青谷のほうがよほど残酷だと、恵は痛感した。またワイヤーを跨がされようと、紗良さんみたいに灼けた針を突き刺されようと――いいえ、殺されたって、こんな男に傅いてなるものか。その決意が運命をさらにねじ曲げるとは、知る由もない恵だった。
========================================
机うつ伏せ 
 つまり、こういう形ですね。このポーズの画像、ほとんど無いです。蟻が来りて芋虫なのかしら。

 300枚を超えたのに、逮捕されてまだ2日目。
 女穴は1回だけ、発声器官と排泄器官が、それぞれ2回ずつ。拷問椅子の凸凹極太擂粉木と棒ヤスリはカウントに入れません。
 でも、本文中にも書きましたが、ゴムを装着していれば胡瓜と変わりはないんだからノーカンになるんでしょうかね。法的には、そうなっていませんけど。


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ジャンル : アダルト

『誘拐と陵辱の全裸サンバ』愈々本日発売!

アイコン100

 It looks like sky C......なんだか空々しいですけど。
 既報のとおり()FANZAでは発売期日指定を忘れて、とっくに販売中ですし。
 朝三暮四連休(戦闘詳報参照→)で、執筆の合間の息抜きにBOOTHでも出してしまったし。±E(イー加減)ですねえ。
 けれど、まあ。熱帯雨林中でも基準はDLsiteに置いていました。デビューしたとこですから。
 というわけで、本日8月1日が、公式の発売開始日なのです。




 Supendid Marvelouse Tours シリーズは、次の(いつ書くかわかりません)Episode7 『裸族の性人儀式』で、持ちネタが尽きます。
ラララ族



 その後は、『昭和集団羞辱史』シリーズを進めるか、ロリマゾ番外編Strike Back! 題未定。熱血ショタコン教師+イジメ体罰公言実践私設スクールを発作マグナ的に書くか。
 後半の舞台になるスクールは某猿(ぼう・さる)ヨットスクールがモデルです。驚いたことに校長以下多数が実刑判決を受けながら、反省の色もなくスクールを再開して、入所者に複数の自殺者を出しながらも、2020年現在まで存続しているそうです。しかも、入校金300万円とか、他に雑費が20万円だの生活費が15万円だの。こういうのこそ、炎上させろよ叩きまくれよ。妄想は脳内補間に留めとけよ。いや、それなりに燃えてますかね。蛙の面になんとやら、ですかね。ある意味、見習わなければなりませんかしら。まあ、どのみち。ネット検索で簡単にわかることですから、実名挙げたりましてやURL磔に処したりして煽りはしませんですけど。
 という、義憤は上手出汁投げ。

 ロリマゾ番外編Strike Back! は、女の子を真冬に素っ裸で戸外に放り出しても躾の範疇だった昭和を舞台にします。『昭和集団羞辱史』が昭和30年代なのに比べて、こちらは昭和50年前後にするでしょう。筆者が、あまりYahooらずに執筆できる時代です。ロリマゾは一人称が原則ですから、三人称で書けば、シリーズとまでは銘打っていませんが「昭和ノスタルジー」の括りに入れることになるかもしれません。

そういえば昭和ノスタルジー『幼な妻甘々調教』も宿題(?)でしたね。
裸幼な妻



 今現在は『赤い冊子と白い薔薇』絶惨打鍵中です。この「惨」が作品にかかるのか筆者にかかるのか、自分でもわかっていませんけれど。前者なら中身が淫「惨」無比のすばらしさという意味ですし、後者なら「父として進まず母」です。作品の出来が「惨」である筈はありません。ええ、そうですとも。細かな設定も幕間劇も最小限(かなあ……?)に端折って、責め場の連続。どこぞのSM作家が示した「90%まではエロ/SM場面であるべし」という基準に、濠門長恭作品としてはこれまでになく近づいています。
 マングリ返し緊縛同時二穴とか、三連環二穴連結永久運動(出→飲→出→飲……)とか、三角木馬撤廃ささくれワイヤーとか、サーベル峰打ちPussy斬り上げとか、ちょっと苦し紛れ気味ですが、新機軸も満載。女体灰皿なんて、刺身のツマ。
 ……あまり書くと、Progress Report がネタ切れになるので、ここらへんにしときますか。



 あらためて。
 新刊Splemdid Marvelouse Tours EPISODE6『誘拐と陵辱の全裸サンバ』震撼の発売中!
 です。でるでむでん。





 

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ジャンル : アダルト

お気に入りの写真(拷問考)

 拷問とひと口には言い表わせないのです。似たような単語として、折檻、体罰があります。
 拷問とは、無理強いに自白/転向させるために責めることです。精神的拷問という言葉もあります。肉体に刺激を与えながら主として精神を責めるというやり方もあります。有名なところでは、身動きできないようにしておいて額に水滴を落とし続けるとか。感覚遮断も精神的拷問の範疇です。あるいは逆に、ヘッドホンから24時間ずっと雑音を聞かせるかプロパガンダを流すか――こうなると洗脳になってきます。
 原点に立ち返れば。被験者に「認めさせる」ための責めが拷問です。
 筆者の好きなバリエーションとしては、猿轡で言葉を奪っておいて、さんざん痛めつけてから喋れるようにしてやって
「白状しなければ(自分から股を開かなければ、可愛い妹の処女をディルドで奪わなければ、etc.etc.)次は2倍の時間責めてやるぞ」というのがあります。

宗教拷問

 もっともポピュラーで残虐なのが魔女審判とか異端審問ですね。ことに、異端者への弾圧は凄まじいそうです。いったんは神の教えを受け容れながらそれを捨てた――裏切者です。
 それに比べれば、魔女は浄化できます。本人は残虐に殺されますが。
 そういうわけで、立て続けに。


吊るし

 開脚して吊るす/磔にする。これで嬲り放題です。難点としては、犯すときの体位が制限されることくらいでしょうか。

拷問台

 拷問台に拘束するのも、素敵です。左の画像の杭というか靴磨き台というか、何なんですかね。先端が妖しく絖っています。2か所のダボで拷問台に固定して、段々と拷問台を立てていくのかしら。
 逆に頭を下げていけば、それだけでじゅうぶんに苦しいですが、水を注げば面白いです。股間が嬲りやすい高さに来るのも実用的です。
 難点は、両面焼きグリルにならないこと。最近の筆者は、梯子に縛りつけることが多いです。


水責め1

 水責めは、本格的な装置を使う場合と、無理矢理に頭を突っ込ませる場合とがあります。装置を使えば、現代ならフルオートマチックも可能です。とはいえ、科学の国ドイツでも、ナチスには似合いません。私見です偏見です。か弱き少女を屈強な男が、できれば二人以上で責めるのが絵になります。

 そうそう。迂闊にも最近まで気づかなかった表記に『拷悶』がありました。これは、「問う」のではなく「悶え」させますから、SMにはうってつけです。あまりにうってつけ過ぎて、プレイめいた印象もありますが。『赤い冊子と白い薔薇』Now writing ! では、使ってみました。

 さて。次は折檻とか体罰ですが、これは章を改めましょう。

テーマ : 今夜のおかず
ジャンル : アダルト

Progress Report 3:赤い冊子と白い薔薇



 いよいよ、朝三暮四の4連休です。(戦闘詳報参照→
 序盤も終わって、ストーリイ展開九策吃で、責めて犯して責めまくります。


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第三章の第二幕です。

 山崎華江が早々に姦落して、デモの首謀者の名前を白状します。「嫁の貰い手もなかろうから、僕が貰ってやろう」という主任取調官に服従の証しにフェラ――の技術も無いのでイラマされて。取調室から連れ去られます。そして、ヒロイン瀬田恵への尋問が始まるのですが、「下準備」が必要です。生娘をディルド椅子に座らせるなんて、勿体無いですものね。





・尋問の下準備

 そうして、取調室には恵ひとり。浅利も退出したが、まだ四人の男が残っている。小机で手持無沙汰にしている記録係の淀江巡査を除く三人――荒島、浜村、青谷の三人が、逆さ吊りにされている恵を取り囲んだ。
 いよいよ自分の番だ――と、恵はおののく。
 しかし、吊っている縄が緩められて、恵は臍から上を厳しく縛された姿で床に横たえられた。
「瀬田恵。これまで見てきて、尋問が如何に厳しいかわかったな。お前にアカ本を渡した人物の名を吐けば――残念だが、尋問は取りやめになる。素直に吐くか?」
 恵は荒島を見上げ、それから青谷へ視線を移した。
「……この人の妻にさせるつもりなんですね」
「勘違いするなよ。野垂れ死にするしかない哀れな娘を救済してやろうという慈悲なんだぞ」
 華江が陥落するところを見せつけているのだから、気力をくじくまで意図を隠しておくという駆け引きはできない。青谷は、あっさりと認めた。
 恵は恵で――青谷は乃木よりもすこし若く見える。もしかすると、三十歳前かもしれない。年齢的には、そんなに不釣り合いではないかもしれない――チラッとそんな思いが掠める。
「どうする。一度は、あの椅子に座ってみたいか?」
 あの椅子とは――凸凹に削られた極太の擂粉木と太い丸ヤスリが植えられている、拷問椅子のことだ。
「…………」
 恵は沈黙で答えた。冊子は拾っただけ――などという言い訳が通用するとも思えない。口を開けば、上げ足を取られかねない。弓子が漏らした『アキ』という一言で、たちまち二人の容疑者(岸辺章子、守山秋江)がでっちあげられたように。
「そうか。しかし、すぐ椅子に座らせるわけにもいかんな。青谷クン、下準備を頼むぞ。このままの姿勢でいいかね」
「引導を渡してやるわけですから……思いきり羞ずかしい目に遭わせてやったほうが、覚悟もつくでしょう。座禅転がしをお願いします」
「ふふ……キミもなかなかだね」
 浜村がお下げをつかんで恵の上体を引き起こしたのは、いっそうの屈辱を与える意味もあっただろう。膝頭で背中を押さえつけ、無言で脚をつかんで胡坐を組ませる。さらに引き上げて、反対側の腿に乗せた。両足とも足の甲が腿に押し付けられて、手を使わなければ自分では簡単にほぐせない。
「いやあああ……堪忍してください」
 大きく開脚させられた股間には、昨日と違って縄が食い込んでいない。割れ目の奥までも、男たちの目に曝されてしまう。
 浜村は膝の上下に捕縄を巻いていっそう深く脚を折り曲げさせ、交差した脛も縛り合わせた。その縄を首に巻いて、上体を折り曲げる。
「くううう……」
 恵は羞恥に呻きながら、自分が昨日の花江と同じ形にされたことを思い出した。
 果たして――恵の肩が強く押されて。両膝と頭の三点で身体を支える形に倒された。尻を高く突き出して、羞恥の割れ目どころか排泄孔までも露わにされてしまった。
「生娘を相手にするのは初めてです」
 恵は、青谷が発した言葉が矛盾しているとは気づかなかった。下着も着けずにゴム紐を股間に食い込ませ輪ゴムで乳首を飾っていた娘は、オルグの男と情を通じて変態的な遊びを仕込まれている――昨日は、そんなふうに断じられていた。それなのに、今は恵を処女と信じて疑わない口ぶりだった。
「おのれの魔羅で女の道を開けてやるというのは、男冥利に尽きますね」
 ほざいて洋風の猿股をずり下げた青谷だが、その男冥利がまるきりだらしない姿のまま――というのは、恵には見えなかったのだが。
「ああっ……いやああああ」
 腰をつかまれ、生温かいデロンとした感触を尻に押し付けられて、恵はおぞましさと恥辱とに気が遠くなりそうだった。
 しかし青谷は委縮したままのそれをしつこく尻にこすりつけ、片手で支えて淫裂をしごいてさえも――せいぜい半勃起までしか変化しなかった。
「どうも……密林は苦手です」
 憮然とした表情に照れ隠しの苦笑を交えて、青谷が恵からはなれた。とりあえずズボンを引き上げる。
「おお、そういうことか」
 荒島が、同情するような小馬鹿にするような表情で小さくうなずいた。
「半玉ばかりを買っていたのは、それでだな」
「お恥ずかしい。半玉は無毛が普通ですから」
 当時は、まっとうな遊郭の娼妓なら、それぞれに工夫を凝らして下の毛を薄くしていた。下半分は無毛とか、てっぺんにひと房だけ残すとか。すべての毛を丹念に引き抜いている者もいた。ちなみに千年の昔に、恋多き女の清少納言がありがたきもののひとつに『毛のよく抜くるしろがねの毛抜き』を挙げているのも、そういう事情である。
 半玉が姉さん女房より毛深くては面目が立たないし、そんな気遣いをするまでもなく未性熟の少女も多いから――青谷が言ったとおりの仕儀となる。
 きわめて薄いか無毛の女に馴れていた男の目には、淡い萌え草といえども、手入れのされていない雑草は勃起を妨げるほど醜悪に思えたことだろう。
「お若いうちから好き嫌いは、よろしくないですよ」
 浜村が座禅転がしの縄をといて、恵をあお向けに据え直した。足首をつかんで深く折り曲げていく。
 恵の腰が浮いて、後ろ手に縛られた両手首に体重の半ばがのしかかってくる。しかし恵は、そのささやかな痛みを気にするどころではなかった。両足が肩を挟んで床に着くまで折り曲げられて、今度は羞恥の根源を開陳する様が自分の目にも映じる。
 足首を交差させて縛られ、またお下げをつかんで頭を起こされて、自分の足首を枕にする形にされてしまった――後の世にいう『マングリ返し』だった。
「これを使うのは二度目ですな」
 雑多な小道具を並べてある棚の奥から、浜村が真っ黒なテープを取り出した。円形に巻かれているテープを慎重な手つきで引き伸ばして三十センチの長さに鋏で切って――恵の股間に縦に何本も貼り付けていった。
「これは電気工事に使うブラックテープといいましてね」
 初めて目にする青谷のために、浜村が開設する。テープを強く引っ張ると、三センチほどの幅が半分以下に狭まって長く伸びた。
「きわめて粘着性が強いのですよ。ちょっと、失礼」
 伸びたテープの端を青谷の手の甲に押し付けて、素早く引き剥がした。
「痛うっ……なるほど」
 剥がした痕を透かし見て、青谷がうなずく。
「毛根から引き抜くのだな。剃るよりも長持ちしそうだ」
「二週間はツルツルですね。とはいえ、あまり短いと使えませんから……まあ、紗良は蝋燭やら有刺鉄線やらで、生えてくる暇も無いですが」
「なに。女房にしたら、毎日毛抜きで手入れさせますよ」
 弓子は肌を交わした許婚者がいる。華江は男女同権論者。その二人に比べれば恵は与し易しとあなどっているのか、すでに落としたも同然の物言いだった。
「へいへい。今からのろけられちゃたまりませんね」
 浜村が掌でテープを股間に圧着させていく。
 ユリに下半身を触られたときの感触とは比べものにならないおぞましさに、身体を深く折り曲げられている苦しさも背中に敷いた手首の痛みも意識から消えて、恵の感覚はそこに集中してしまう。
 圧迫がやんで。浜村が両手でテープの端をつかんだ。
 ベリベリベリッ……
 音を立てて、一気にテープが引き剥がされた。
「ぎびい゙い゙い゙い゙っ……!」
 ムダ毛を一本ずつ毛抜きで引き抜いても、チクッと痛い。それが何百本もまとめて、しかも斜めに引き抜かれたのだから、凄まじい痛さだった。激痛はすぐに消えても、肌がヒリヒリズキズキしている。
「やはり、淫唇の脇とかケツ穴まわりには残りますな」
 さっきよりも長いテープが、今度は尻の後ろから、淫裂の溝に埋め込むようにして貼られていく。
 青谷は恵からはなれて、机に置かれた薄い綴りを繰っている。
「継母に売られたのか……」
 恵はそのつぶやきを耳にしたが、失意と怒りとを感じただけで、疑念は抱かなかった。常に学生鞄を身辺からはなさいように心掛けてはいたが――たとえば入浴しているときに継母が部屋に忍び込んで鞄の中身を覗き見したということは、考えられなくもない。邪魔な娘の落ち度を探るにしても、なにがしかの確信も無しに鞄の底板の下までひっくり返すものだろうかという人間心理への洞察までは働かなかった。
 いずれにしても。テープを引き剥がされる激痛と、その直後に訪れた女の一大事とで、そんな幕間劇は記憶にとどまることはなかったのだが。
「ふうむ……いくら童女に還っても、グロテスクはグロテスクですね」
 パックリと開いた淫裂からはみ出ている紅鮭色の小さな肉片を、青谷はそんなふうに貶める。しかしズボンの盛り上がりが、彼の本心を露呈していた。
「この姿も、座禅転がしに勝るとも劣らない、女の屈辱でしょうね。僕としても、女の泣き顔を堪能する醍醐味があります」
 女が仰臥して脚を開き、男がそこに腰を割り入れて挿入する――そう書けば、ただの正常位と変わりはないが。女がみずからの意志で身体を伸べているのと、緊縛されて真っ二つに折り畳まれているのとでは、天と地ほども違いがある。
 青谷があらためてズボンと洋風猿股とを、いそいそとずり下げる。
(…………!!)
 間近に見上げる怒張は、椅子に植えられた極太の擂粉木よりもはるかに大きく禍々しく醜悪に、恵の目に映じた。先端に近い部分がいっそう膨らんで、段が付いている。釣り針の返しを連想して、m組の心臓が縮こまった。あの縁で中を引っ掻かれたら、擂粉木の凸凹よりも、ずっと痛いだろう。擂粉木の痛さも知らないけれど……。
 青谷が指に唾を吐いて――その指で恵をくじった。
 悪寒が背筋を駆けのぼった。
「やめて……汚い」
 訴えれば訴えるほど、相手の嗜虐を引き出す。さんざんに目撃してはいたが、しかし訴えずにはいられなかった。
 青谷が指を引いて身を起こした。
 ほうっと安堵の息を漏らしかけて――バチインと、頬を挟んでいる脹脛とひとまとめに叩かれた。
「きゃあっ……!」
 手の甲で反対側からも叩かれた。二発とも、目の前が赤く染まって白い星が飛び散ったほどの凄まじさだった。
 青谷はひと言も発せず、あらためて指に唾を吐いて、淫裂をくじりにかかった。
 灼けるような頬の痛み。再度の抗議を口にする蛮勇は、恵には無かった。痛みと共に歯を食いしばって陵辱に耐える。
「これは……なかなかに淫乱な性質(たち)ですな」
 青谷が指を抜いて――親指と人差し指をくっつけて、ゆっくりと広げた。水飴のような粘っこい糸が、二本の指に橋を掛けていた。
 ユリの指で開発された官能が、男の凌辱によって呼び覚まされたのだった。
「豆も尖ってきたじゃないか」
 包皮を摘まんで、先端からわずかに顔を覗かせている実核を、青谷が指の腹でしごいた。
「ひゃああっ……いや、いやああ」
 その悲鳴が甘くくぐもっているのに、恵自身が気づいてしまった。
(これから操を穢されるというのに……)
 男を迎え挿れるような反応を呈した自分を嫌悪した。ユリの顔が頭の隅に浮かんで、あわてて消し去った。ユリお姉様のせいではない――とするなら、ほんとうに自分は淫乱なのかもしれないと、青谷の揶揄を肯うしかない。淫らな行為を心の底から忌避しているのなら、相手が女性とはいえ、接吻や指の戯れを受け容れたりしないのではないだろうか。まして、変態的はゴム紐褌なんて……。
 それは、無駄な抵抗を試みて心身両面の痛みと屈辱を倍加させまいとする本能の、しかし女性に特有の心理だったかもしれないが。そんな考えを心に持ったとき、恵は強 姦を受容していたのだともいえるだろう。
「あまり焦らしても可哀そうだな」
 どこまで本気で、どこから揶揄(からか)っているのか。青谷が四つん這いになって恵にのしかかっていった。
 恵の視界が、男の筋肉に鎧われた胸板にくさがれる。
 青谷は膝を後ろへずらして腰を沈めながら、右手で怒張を握って淫裂へ導く。
「く……」
 ユリの繊細な指とはまるで違う、ひどく硬くて熱くて太い異物が淫唇をこじ開けるおぞましさ――よりも、太腿に男の体重をのしかけられる重みに、恵は呻いた。背骨が折れるかと思うくらい折り曲げられているところに、確実に自分の五割は重たい男の体重のほとんどで圧迫されるのだから、息もまともにできない。手首に手錠が食い込む。
 しかし呻きは、すぐ悲鳴に変わる。
 ビキビキメリメリと股間を真っ二つに引き裂かれる音まで聞こえたと、恵は錯覚した。
 激痛が股間で爆発して腰を貫き、脳天まで背筋を奔った。
「ぎい゙い゙い゙っ……痛い! 痛い痛い痛い!」
 逃げようにも逃げられない。激痛をかわそうとして緊縛された身体を揺すると、激痛がさらに爆発する。しかも、ビンタのような瞬間の痛みではない。
 ズググウッと、巨大な異物が楔のように腰の奥まで押し込んでくる。
「ふう……」
 溜め息は青谷のものだった。
 激痛の中心が入口の方へ動くのを、恵はかすかに感じて――ふっと痛みがやわらいだ。
 身体を起こして己の股間を見下ろしている青谷の顔が、目の前にあった。
「うん。たしかに生娘だったな」
 鮮血にまみれた怒張を軽くしごいて、その指を恵の唇に押し付けた。恵が唇をきつく引き結んでいると、反対の手であごをつかんで引っ張り、唇をこじ開けて突っ込んできた。逃げ惑う舌を追いかけて、二人の分泌物をなすりつける。
 口中に、塩辛い鉄の味が広がった。
「舐めろ」
 恵は、さすがに青谷をにらみつけた。しかし、拳を腹に押し付けられると、命令を拒む気力も圧し潰された。
 チロッと舐めて――そこで初めて、恵のまなじりに涙が浮かんだ。
 それを、青谷は反抗と受け取ったのか。
「おまえも、山崎華江に劣らず情が強(こわ)いな。僕も本気になるぞ」
 肘で上体を支える形になって、あらためて恵に挿入する。
「きひいいい……痛い」
 しかし、悲鳴は最初ほどには切迫していなかった。それが、この男を身体が受け容れてしまった証のように思えて、いっそうの涙がこぼれる。
 青谷が抽挿を始めた。すでに爆発的ではなくなっているが、大きな痛みの塊りが恵の中を往復する。
「くうう……くっ……くうう……う……あっ……あっ、あっ、あっ……」
 パンパンパンと、淫埠に男の腰が打ち当たって、その都度に恵の肺から息が押し出される。
「あっ、あっ、あっ……痛い、痛い痛い痛い!」
 男の動きが激しくなって、また激痛が爆発を始めた。
 ビンタが怖くて、恵は「やめて」と訴えることもできない。
(お姉様は、男にこんなことをされたことがあるんだろうか?)
 ふっと、否定の感情が色濃い疑念が浮かんだ。
(それとも……もっと細い擂粉木とか、誰かに使われたのかしら?)
 こちらの疑問には嫉妬めいた感情が絡まっていた。
 ひときわ強く腰を押し付けられて――そこで、青谷の動きが止まった。欲望が放出されたのだと、恵は悟った。三人の先輩たちへの凌辱を見せつけられていては、いやでもそれがわかるようになっていた。
 青谷が起き上がって、落とし紙で自分の始末をして、ズボンを引き上げた。恵を一瞥してから、尋問用の大きな机の角に陣取った。
 入れ替わりに浜村が恵の横に膝を突いて――鮮血と白濁にまみれた淫裂を指で穿った。その指で、肛門をくじる。
「あっ……そこは……」
 戸惑いと羞恥は、戦慄を伴なった恐怖で掻き消された。そこに棒ヤスリを突っ込むための下準備なのだと、理解してしまったのだ。
 足首を縛っている縄がほどかれて、恵の上体が起こされる。それから、二の腕を縛っている縄もすこしだけ緩められた。
 浜村と淀江の二人掛かりで、幼 児におしつこをさせるような形で恵を抱え上げる。
 それが何を意味するか、すでに恵は理解している。さらなる激痛の予感におびえながらも。
(華江さんも弓子さんも、同じ目に遭わされている。紗良さんなんて、ワイヤーだもの)
 先輩よりも取り乱しては恥ずかしい。そんな思いが、恵の狂乱を抑えている。
 椅子の真上に身体を持ってこられて――恵は目を瞑(つむ)った。顔を上げている気力はとっくに失せているし、自分を貫く凶器を眺めるなんて絶対に厭だった。
 緩められた縄いっぱいに腕を後ろへ引っ張られて、そこにできたわずかな隙間に椅子の背もたれがこじ入れられた。二の腕と胸に縄が食い込み、背もたれに肌をこすられる。昨日までの恵だったら、それだけでもじゅうぶんに痛いと感じていただろう。
 身体がすこし前に倒されて――ゴツゴツした無機質の感触が淫裂を割り広げた。穴よりも上に先端が突き当たる。
「うん? こっちか」
 腰を小刻みに揺すられて――ズグウッと割り裂かれて貫かれる激痛が奔った。
「ぎゃあああっ……!!」
 恵は絶叫した。青谷が擂粉木よりも太く見えたのは、まったくの錯覚だった。処女を破られたときの何倍も痛い。痛いというよりも、衝撃そのものだった。
 恵の身体が前後左右に揺すられながら、すこしずつ下ろされていく。擂粉木に刻まれた凹凸が、まさしく一寸刻みに恵を抉っていく。
 ビキキキキ……肉体を割り裂かれる衝撃が、恵の全身を震わせる。
 さらに……。
「があ゙あ゙あ゙あ゙っ……!!」
 悲鳴ではなく咆哮だった。生まれて初めて異物を、木でも鉄でも削り取る無数の鱗上の刃が刻まれている鉄棒を――肛門に突き刺されて。熱湯や炎の熱さとは異質の灼熱が、恵を貫いていた。
「うあああああ……赦して……厭、厭ああああ……」
 ささやかな乳房を震わせて息を継いでは、恵は泣き喚き続ける。
「まったくこらえ性の無い小娘だな」
 浜村に揶揄われても、反発して悲鳴を抑える気力も無い。
 それでも。座面に尻が押し付けられて、ようやく恵の声が途絶えた。
「ううう……うう、ううう……」
 哀れっぽいすすり泣きが、悲鳴に取って代わった。
 それほど痛みが減ったのではない。鋭い凹凸に粘膜を抉られることはなくなっても、限界を超えて拡張される苦痛は続いている。泣き叫ぶ気力すら使い果たして、激痛に馴致されるしかなくなったというだけのことだった。そして、二穴を傷付けられるのは拷問の取っ掛かりにしか過ぎないのだと、それを恵は頭でだけは理解していた。
 浜村が恵の両膝を椅子の脚に縛りつけて、腹部と背もたれをひとまとめに縛る。
 そして、尋問が始まった。
========================================

ヨガ犯し 
 つまり。こんなポーズで処女を破られたわけです。本文中では後ろ手緊縛されていますが。
 濠門長恭十八番の座禅転がしと見せかけて――文字通りのドンデン返しですな。




Progress Report 2 は(連続ページ表示の場合)直下の記事のひとつ下です。

テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

お気に入りの写真(異装1)

 チャイルス(Corona harshness ill-fated Virus)とかが巡りめぐって、派遣社員の契約更改(9月)に黄色信号が点滅。
 なので、時給30円(ええ、熱帯雨林のお陰で1/5になりましたともさ!)どころじゃなくなってきてる。
 あるいは。朝三暮四戦闘詳報→でのアクセル全開を期してガソリン補給。ついに、真昼間から缶チューハイ3500cc×9%とか。
 つまり、『赤い冊子と白い薔薇』は、Progress Report執筆不能の進捗状況です。
 ので、別シリーズのストック記事でお茶を濁します。



 タイトルは、要するに。常識的には有り得ない服装のことです。
 かつては男装の麗人というように、女性が男の服を着ることは立派に異端でした。ヅカガールは、レズっ気の無い女学生でもプラトニック・ラブの対象でした。
 あ。男が女性の服装をするのは……U16美少年以外は、考察の対象外です。
 それはともかく。ジャンヌ・ダルクが魔女と決めつけられた理由のひとつに、ズボンを穿いていたことがあります。これは、牢内での暴行(婉曲表現)対策で、しかも教会の差し金で差し入れられたというのですから、濠門長恭クンの食指が動きます。
 なぜに女性がズボンを穿いてはいけないかというと、即ハメが難しくなるからです。日本において文明開化で洋装が流行っても、ドロワースとかパンティは普及しませんでした。
 今では、マニッシュだとかユニセックスだとか、面白みがありません。
 筆者が高校生だった頃は体育祭で花の応援団といえば、学ランに身を包んで(残念ながら、学ランの下は体操服とブルマ:裸学ランではありません)長い鉢巻をキリリと締めた女子チームでした。振り付けも、むさ苦しい本格男子応援団と同じ。誰の学ランを借りるかで恋が始まったり……したんでしょうねえ。(部外者でした、トホホ……)


水着エロ着こなし

 今では、男性と同じ格好をしてエロく感じられるのは水着でしょうか。男物のブーメラン水着一丁なんてのは、紐ビキニや透け水着よりも夏休みボッキン活動です。紐ビキニなんて、海水欲情では珍しくないし、透け水着も競泳用とかはデファクトスタンダードだし。
 あと、筆者のど真ん中ストライクは、ワンピース水着を前後ろに着るやつですね。おっぱいポロリというか完全剥き出し。案外と。うっかりしてました気づいてませんて顔で更衣室から出て、あるいは(女子は意地悪、男子は助平心で)誰も指摘してくれなかったり。指摘されてから、わざとらしく「きゃあああっ!」としゃがみ込んだりして。
 まあねえ。六尺褌でプール補習とか、全裸緊縛ドルフィンキックとかを書いてますから、今さらですが。甘々ラブストーリイなら使えるでしょうか。
 画像ですが。中央のは、ロリ要素だし野外露出だし可愛いし。お世話になっております。(*- -)(*_ _)ペコリ

テーマ : 今夜のおかず
ジャンル : アダルト

Progress Report 2:赤い冊子と白い薔薇

 やはり、この作品は長くなりそうです。
 『未性熟処女の強制足入れ婚』『大正弄瞞』『いじめられっ娘二重奏』みたいに数か月以上の時間経過があるわけでもなく、舞台も取調室と留置房だけで、リョナファイトとか強制売春とか全裸運動会とかの趣向もなく、ひたすら責め場が続くだけ。大トロばかり食べるようなものですかね。
 今回紹介した部分の終わりまでで、本文80枚。
 4人の少女のうち、陥落して担当取調官の嫁になる予定の2人は取調室から連れ去られました。次章(実は、すでに8割を書いています)では、いよいよヒロイン瀬田恵への拷問が始まる――のではなく、当時の言い方ではアイノコなんか嫁にしたら世間体が悪いので、壊れるまで玩具にされる予定(日独伊三国同盟で救済されます)の咬ませ牝犬である稲枝紗良への拷問ではなく拷悶シーンです。
 そして、4人そろって全裸拘束のまま同じ房へ入れられて、それぞれの背景を記述するかしないか、犬食いとか、紗良への飢餓責めとかがあって。瀬田恵の取り調べは、翌朝になって章を革めて後です。そこからが、本番です。もちろんホンバンもあります。


後編表紙案
過去画像の使い回しです。お気に入りなんだもん。

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(第二章の第二幕に位置します)

・四人の贄少女

 渡り廊下の向こう側にある別棟が、留置場と取調室になっている。廊下の左右に並ぶ鉄格子は、雑居房や独房。留置されているのは男が十数人と女が三人。背広を着た男もいれば、浮浪者めいた襤褸をまとった女もいる。
 男たちは、あまり驚いた様子もなく恵の裸姿を眺め
ている。
「刑事さん。こんどの子には、やけに気合を入れてますねえ」
 見張りの巡査が牢の前に立って、声をかけた男の肩を六尺棒で強く突いた。
「へいへい。悪うございましたね」
 男はたいして痛そうなそぶりも見せず、牢の奥へ引っ込んだ。
 その場のなにもかもが、恵の頭を素通りする。一歩ごとに股間に食い込んでくる荒縄の毛羽。その刺激に耐えるだけで精いっぱいだった。
 取調室は廊下の左右に二つずつと、突き当りにひとつ。その突き当りのドアが開けられて。
「んぐ……?!」
 眼前の異様な光景に立ち竦む恵。どんっと背中を突き飛ばされて、たたらを踏んだ。
 正面の奥で、外人の娘が細い鉄棒を跨いでいた。恵と同様に素裸で、恵よりもさらに厳しく後ろ手に縛り上げられていた。乳房と尻がどす黒く腫れて、全身に赤や紫の線条が刻まれている。
「…………?」
 垂れかかる金髪に隠されてはっきりとはしないが、恵はこの娘を見知っているような気がしていた。
「わかったようだな。二月に女学院を退学した稲枝(いなえ)紗良(さら)だ」
 やはりという思いと、まさかという思いが交錯した。稲枝紗良の父親はイタリア人の神父だった。教会での説教で反戦を説いた容疑で逮捕されて、本国へ強制送還された。紗良は、その間に退学している。その後の消息は聞かなかったが、まさか特高警察に逮捕されていたとは。父親の罪と関係しているのだろうか。
 それにしても。ずいぶんとやつれている。恵の知っている紗良は、ふくよかと豊満を掛け合わせたみたいな体型だったのに、目の前の彼女は――体の線は細くなったのに乳房と尻は以前の面影を強く残して、性に無知な恵の目にさえ妖艶に映った。
「もっと近寄って、よく見ておけ」
 肌が触れ合うほど近くまで押しやられて、恵は思わず顔をそむけた。
「よく見ろと言っておるのだ。事と次第によっては、おまえもここに座らせてやるのだからな」
 ひぐっと、恵は息をのんだ。
 鉄棒に跨っているように見えたのは、鋼線を編んだ太いワイヤーだった。細い鋼線が切れたりほつれたりしてささくれている。こんな物を股間に食い込まされたら、荒縄の毛羽とは比較にならない劇痛だろう。しかも、膝を折り曲げて縛られ、そこからコンクリートブロックを吊るされていた。ワイヤーが食い込む淫裂は無毛だった。しかし、白い肌ではない。赤く細い筋が斜めに何本も交差している。刃物で切られたとしか、恵には推測できない。
 紗良は恵が近づいても、まったく関心を示さなかった。おのれを苛むワイヤーに虚ろな視線を落として、ぴくりとも動かない。身じろぎひとつしても、ワイヤーはいっそう紗良を傷つけるだろう。
「ひととおり、お仲間に挨拶しておけ」
 言われて、ようやく。ほかにも二人の娘が、同じように素裸で、しかし別々の格好で拘束されていた。そして、恵を連行した二人だけでなくさらに四人の男たちがいた。
 娘のうちの一人は、二週間前に逮捕された山崎華江。後ろ手に縛られ胡坐を組まされて、裸身を二つ折りにされていた。背中にはコンクリートブロックが四つも縛りつけられている。紗良ほどではないが尻が赤く腫れている。
 そして、もう一人は椅子に、背もたれを後ろ手に抱く形で縛りつけられて、机を挟んで二人の男と向かい合っている。ひとりは五十絡みの私服で、もうひとりも私服だがせいぜい三十半ばといったところ。すこしはなれた壁際の小机に座っている若い紺サージの制服は、記録係だろうか。
「こいつも知っているはずだぞ」
 恵には見覚えがなかった。学年が違えば、名前を知らないどころか顔を見たこともない生徒も少なくない。
「最上級生の川瀬(かわせ)弓子(ゆみこ)だ」
 名前だけは知っていた。卒業と同時に結婚する者も少なくはないが、それでも誰某が婚約したという噂は、すぐ学校中に知れ渡る。そういえば――新学期が始まって間もない頃、婚約者に赤紙が来たのだけれど。人が人を殺すなんて悲しいことだと級友に嘆いて、教頭先生に注意されたという話も聞いていた。誰かが特高に密告したのだろう。
「反戦論者に男女同権に、あげくは主義者か。おまえの学校はアカの巣窟だな」
 恵は取調官の斜め後ろに立たされた。
「おまえの尋問は明日からだ。今日のところは、強情を張るとどうなるか、よく見ておけ」
 恵の左足首に、滑車を介して天井から垂れている縄の一端が縛りつけられた。反対の端を、泊という若い私服刑事が引っ張ると――左足が吊り上げられて、恵の身体が右に傾いていく。
「あ……」
 恵はつま先立ちになって、身体が倒れないように踵の位置をずらした。それを何度か繰り返すうちに左足は頭よりも高く引き上げられて、意識して上体を左へ倒さないとひっくり返りそうになる。
「最初だから、すこし甘やかしてやろうか」
 恵を縛った男が恵のお下げを引っ張って、左の腿に巻き付けた。おかげで、腰を突っ張っていなくても立っていられるようになったのだが。
「なんじゃ。人が親切にしてやっとるのに、礼も言わんのか」
 縄で縊り出された乳房を爪が食い込むほどに握りつぶして、ぎりぎりとひねった。
「い、痛い……ありがとうございます」
「乳を虐めて礼を言われたのは初めてだな。そうか、こうされるのが好きか」
 恵の言葉をわざと取り違えて、男はいっそう乳房をひねる。
「違います……転ばないようにしてくださったことに、お礼を言ったのです」
「そうだろうな。虐められて悦ぶなど、あの女くらい……」
「浜村ッ」
 弓子に向かい合っていた男が、鋭く叱った。
「余計なことを言うな。それから、浅利クン。キミは下がってよろしい」
 浅利と呼ばれた、これも中年の男が、軽く頭を下げて部屋から出て行った。
 部屋に残った男たちも、それぞれに場所を変える。恵を逮捕した中年と若手のコンビは紗良の横に折りたたみ椅子を据えて陣取り、海老責めに掛けられている華江には別の若い男がついた。そして恵の前には、それまで部屋の隅で壁にもたれていた、これも若い男。
「そうだ。事の流れで後先になって、すまんな。おい、瀬田恵。そこにいる警部が、おまえを担当する青谷クンだ」
 青谷が、恵に向かって軽くうなづいた。
「最年少と聞いていたが、まずまずの身体つきだな」
 紗良先輩のように容赦なく拷問できるという意味なのだろうかと――恵は想像してしまった。
「課長殿。この者の尋問は明日からですね。僕はこれで失礼してよろしいでしょうか」
 弓子と向かい合って座っている男が、ふっと小さく息を吐いた。
「まったく、キミは淡泊だな。よろしい。他の仕事を片付けておきたまえ」
「では、失礼します」
 青谷も退出して。部屋に残っている男は、私服刑事が五人と制服の巡査が一人。弓子たち被疑者を数えると十人にもなるのだが、狭苦しい感じはない。この部屋は教室ほどの広さがあるのだと、恵は気づいた。様々な拷問を同時に行なうための広さだとまでは、知る由もなかったが。
 実際、今現在でも――紗良への性器拷問、華江への海老責め、恵への吊り責めが、弓子への尋問と並行して進められているのだ。その、弓子への尋問も(全裸で椅子に縛りつけられているというだけでも)拷問であることに変わりはない。
「さて……どこまでだったかな。慰問の手紙は書いたが、反戦的な文言は一切含んでいない。そう言ったのだな?」
「もう何度も言いました。変なことを書いて、それが上官の目に触れでもしたら、島本が目をつけられて……非道い目に遭います」
「しかし、昨日は『何があっても、必ず生きて帰ってください』と書いたと供述しておるな。自決することなく俘虜の辱めを受けてもかまわんというのは、反戦ではないか」
「そういう意味で書いたのではありません」
「では、どういう意味だッ!」
「…………」
 課長が椅子から立ち上がった。机の端に置いてあった細い竹を手にして、弓子の横にまわる。竹の先でチョンチョンと乳首をつついてから、大きく振りかぶる。
 ビシイッ!
 肉を打つくぐもった音が響いた。
「くうう……」
 竹の笞は、膝を椅子の脚に縛りつけられて無防備になっている内腿に敲きつけられていた。
「どういう意味なのだ?」
 ビシイッ!
 二発目は反対側の内腿を襲った。
(あんなにひどく敲かれて、叫びも泣きもしないなんて……)
 恵を吊るした男の言っていた『強情』という言葉を、恵は思い出していた。竹笞など小手調べですらないとは、思い至るはずもない。
「強情な娘だな。いいだろう。他のことを尋ねてやる」
 課長は竹笞を机に戻して弓子に正対すると、両手で双つの乳房を鷲掴みにした。
「学校で反戦的な言辞を弄したとき、それに賛同した生徒はいなかったと言うが、ほんとうか?」
 第一関節がめり込むまで指を食い込ませて、ぎりぎりと内側へねじっていく。
「ぐうう……弓子は、ほんとうのことしか言っていません」
 同じようなことをされたばかりの恵は、弓子が耐えているのを見ても今度は不思議に思わなかったのだが。
 課長は手首が返るまで乳房をねじっていった。ほとんど百八十度。見る見るうちに、乳房が赤黒く変色していく。
「つまり、おまえの言葉をたしなめることなく聞いていたわけだ。そいつらも同罪だな」
 いったん手を放して掴みなおすと、今度は外側へねじっていった。
「い、痛い……アキ……呆れていただけです」
 課長は右手で竹笞を握り、左手に握った乳房をピタピタと叩く。
「うん? アキと言ったな。同級生の岸辺章子のことか? それとも……浦安クン、名簿を持ってこい」
 制服姿の巡査が、小机の上に積んである書類から薄っぺらい冊子を抜き出して、課長の前に広げた。
「アキ、アキ、アキ……森山秋江。こいつか?」
「違います。二人とも、いませんでした」
 課長が竹笞を振りかざして、掌の上の乳房に敲きつけた。
 ビッシイン!
「きひいっ……! 弓子は『呆れた』といっただけです。秋江さんも章子さんも無関係です」
「強情だな」
 課長は乳房から手を放して、一歩下がった。そして。
 ビシッ!
 ビシッ!
 ビシッ!
 立て続けに乳房を打った。
「しかたがない。この二人を呼んで、当人から話を聞くか」
「やめてください! ほんとうに、二人とも無関係なんです」
「では、だれがお前の話を聞いていたんだ?」
「…………」
 不意に弓子の目に涙が湧いた。まぶたにあふれて、開脚させられた股間に滴る。
 痛くて泣いているのではないと、恵にもわかる。黙ってきいていただけで同罪だと、課長さんは決めつけた。話を聞いていたクラスメイトを名を明かせば、その人たちも同じように逮捕されて、こんな辱めを受けることになるのだろう。けれど黙っていたら――二人のアキさんが濡れ衣を着せられる。弓子先輩の涙は悔し涙なのだ。
「言え。さっさと白状しろ」
 課長は十文字に竹笞をふるって、乳房も内腿も立て続けに打ち据え始めた。
「きひいいっ……やめて……悪いのは弓子なんです。級友は誰も悪くないんです」
 一度でも涙をこぼしたら、悲鳴をあげたら、それで気持ちの張りが失われて、それまでは耐えていた痛みにも耐えられなくなる。そのことを、恵はまざまざと見せつけられたのだ。
(明日は、あたしも同じ目に遭わされる……同じ目?)
 弓子先輩と同じように敲かれるのだろうか。それとも、紗良先輩みたいな残虐なことまでされるんだろうか。ただ眺めているだけで、想いは千々に乱れる。
「課長殿……」
 最初の位置から動かずに、机を挟んで弓子の前に座り続けていた男が、遠慮がちに声をかけた。
「そんなに畳みかけても、答えようがないのではありませんか。しばらく考えさせてやっては如何かと思料いたします」
 課長が手を止めた。
「大岩クン。キミは甘いね。しかし、担当官の意見は尊重すべきか。いいだろう。椅子から解放してやたまえ」
「ありがとうございます」
 なぜ、大岩という男が礼を言うのか恵にはわからなかったが。とにかく、弓子先輩への拷問は終わったのだと、恵は安堵の息を吐いた。
 大岩が弓子の拘束をほどいて、腰を抱きかかえて椅子から立ち上がらせた。
「えええっ……?!」
 恵は驚愕した。自分が裸に剥かれたときよりも、よっぽど大きな悲鳴だった。
 恵は、生まれて初めて目にする異様な物体と、弓子の股間とを交互に見比べていた。
 弓子が座らされていた木の椅子は、座面から禍々しい二本物体が屹立している。座面の縁に近い側には、直径が二寸はあろうかという擂粉木。しかも、擂粉木の表面には不規則な凹凸が刻まれている。擂粉木から一寸ほど奥には、直径が一寸ほどの金属の棒。表面が鮫肌のようにざらついている。木工用のヤスリかもしれない。
 そんな椅子に座らされたらどうなるか、どことどこを貫かれるかは、処女の恵でも容易に理解できた。椅子に座らされること自体が、乳房を握りつぶされるよりも竹笞で打ち据えられるよりも、はるかに残虐な拷問だったのだ。
 恵の驚愕は、その拷問道具だけではなかった。弓子の内腿に血が伝っているのは、肛門をヤスリで抉られたせいだろう。でも、ぬらぬらと絖っているのは……ユリの愛撫に馴らされた恵には見紛いようもなかった。
「なんだ。物欲しそうに涎を垂らしおって。特製の擂粉木でも食い足りんのか」
 弓子の異変に気づいていたのは恵だけではなかった。課長が、それまでの強面顔を崩して下卑た嗤いを浮かべた。
「大岩クン。遠慮はいらん。キミの抜き身で満足させてやれ」
「はいッ、本官の抜き身で容疑者を満足させてやります」
 恵には意味不明な復唱をすると、大岩は弓子を床に横たえた。そして、ベルトを緩めてズボンをずり下げた。
(…………!!)
 課長と大岩の言葉の意味を理解して、恵は三度(みたび)驚愕した。いや、四度になるだろうか。弓子は大岩の仕種を見上げて――諦めたように目を閉じたのだった。紗良とは違って、まだじゅうぶんに抗うこともできそうなのにもかかわらず。それとも、連日の拷問で気力を奪い尽くされているのだろうか。それにしては、最後まで尋問の言葉を否定していた。
 越中褌までかなぐり捨てた大岩の股間には、椅子に突っ立っている擂粉木に似た肉の棒が聳え立っていた。男女の営みとは具体的にどういうことをするのか、恵はたった今まで知らなかった。けれど、擂粉木がどんなふうに弓子を貫いていたかを目の当たりにして、それとそっくりな物が男の股間に生えていれば、おのずと理解してしまう。生まれて初めて見る、男の禍々しい怒張に恵は恐怖さえ感じて――それでいて目をそらせなかった。
「どうした、瀬田恵。さんざっぱら男を咥え込んでおいて、なにを驚いた顔をしている」
 恵を縛った刑事が、からかいの言葉を浴びせた。彼は、さらに跨がらせたワイヤーの端に手拭いを巻いて、そこに肘を突いている。
 課長が訝しそうに彼を見た。
「浜村クン、それはどういう意味だね?」
「ああ、そうそう。逮捕時の様子を、まだ御報告しておりませんでした」
 よいしょっと、ワイヤーをつかんで浜村が立ち上がった。手を放すと、浜村の体重で余計にたわんでいたワイヤーがピンと張って、紗良をかすかに呻かせた。
「実はですね……」
 浜村が課長に長々と耳打ちを始める。
 その間にも、大岩が弓子の脚を広げさせてその間に腰を落として――左肘で体重を支えておおいかぶさりながら、右手は怒張を握って弓子の濡れそぼった淫裂に導く。
「うんっ……」
 ぐいっと、岩村が腰を進めた。
「あああっ……浩二さん、ごめんなさいいい」
 弓子が小さく叫ぶ。
「なにが、ごめんさいだ。いとも簡単に咥え込みやがってからに」
 ずんっ、ずんっと、大岩が腰を突き出しては引き戻す。
「ひっ、ひっ……」
 そのたびに、弓子が小さく喘ぐ。痛みを訴える声――と、恵には聞こえた。大岩の肉棒は、擂粉木よりも細く見えた。けれど、中を掻き回されたら痛いに決まっている。
「なるほど……面白いな。しかし、なんだって、そんなことを?」
「小生にも見当がつきかねております。本人に問い質したほうがよろしいかと」
「うむ……ところで、乃木クン」
 課長が思い出したように、華江の横に立っている若い男に声をかけた。
「山崎華江も、そろそろ限界じゃろう。唇が紫色に変じておる。いい加減に赦してやれ」
「そのお言葉を待っておりました」
 乃木と呼ばれた男が、華江の背中からコンクリートブロックを降ろした。華江の尻の後ろに靴をあてがって、両肩をつかんでゆっくりと引き起こした。そのまま、壁にもたせ掛ける。
「ほどいてやるが、その前にひと働きしてくれよ」
 大岩より年下の、まだ青年の面影を引きずっているこの男も、中年男の厚かましさを見倣うのか平然とズボンをずり下げた。越中褌の中から現われたそれは、大岩よりも細いが天を衝く角度では勝っている――というところまでは、恵には見えない。それでも、腿に縛りつけられたお下げを引っ張りながら振り返る視界の端で、乃木が怒張を華江の口に(!)押し当てているのは見えた。
 華江は固く唇を引き結んで、しかし顔をそむけようとはせず、上目遣いに乃木を睨みつけている
「やれやれ、相変わらず情の強(こわ)いお嬢さんだ。男に負けまいと突っ張ったところで、力でねじ伏せられるのはわかっているだろうに」
 乃木はわざとらしく嘆息してから、華江をまたうつ伏せに戻した。首と足とをつないでいる縄を、上体が半分ほど起こせるまで緩めた。そうしておいて、今度は膝がしらに靴をあてがって前へ倒す。華江は左右の膝と頭の三点で身体を支えて、尻をうんと突き上げた形にされた。
 乃木が華江の後ろへ回り込んで、膝を突いた。
(まっ……!?)
 いったい何度驚いたか、もう恵にはわからなくなっていた。ただ――二人の形を見た瞬間、二匹の犬がそんな形になっていて、オトナに水を掛けられていた遠い記憶が甦った。つまり、あれもこういうことだったのだ、と。
 乃木が腰を華江の尻に打ち当てて、びくんと華江が前につんのめった。
「くそう……負けるものか」
 食いしばった歯の間から、そんな言葉が漏れたのを恵はたしかに聞いた。

 大岩と乃木は、それぞれに米搗きバッタさながらに腰を激しく衝き動かしていたが。まず大岩が、憑き物が落ちたようなさっぱりした顔で立ち上がった。壁の棚から落とし紙を取って自分の肉棒を拭い、それから弓子にも落とし紙を放ってやった。弓子はのろのろと身を起こして落とし紙を拾い、それで股間を丹念に拭った。小水の後よりは、ずっと入念な拭い方だった。
 大岩が後ろに立つと、言われる前に立ち上がって、自分から手を後ろにまわす。肌にうっすらと赤みが差して頬も上気しているが、目だけは悲しそうに伏せられていた。8の字を縦二つに割ったような金具が、弓子の手首に嵌められた。蝶番で留められている金具を閉じて、そこに小さな南京錠が掛けられた。縄で縛られるよりは楽そうに見える。
 腰縄を打たれて、弓子は大岩に取調室から連れ出された。
 やがて乃木も華江から離れた。自分の跡始末はしたが、華江の股間は汚れたままに放置して、弓子と同じ8の字形の手枷を嵌めてから縄をほどいてやった。華江も、乃木に腰縄を引かれて取調室から姿を消した。
 二人への扱いの差が、つまり従順と不服従の応報なのだろう。
 あたしは華江さんよりも無下に扱われるだろうと、恵は覚悟せざるを得ない。まだ未通女なのだ。犯されそうになったら、死に物狂いで抵抗しなければならない。いよいよとなったとき、舌を噛み切って自害まではできないだろうけど――と、そこまで考えて虚しくなった。純潔を守るのは、将来の夫の為だ。でも、変態じみたゴム紐褌を他人の目に曝して、あげくに縄付で街中を引き回された。とっくに、お嫁に行けなくなっている。純潔を守って、それでどうなるというのだろう。
「ずいぶんと休ませてやったな。取り調べを再開するか」
 課長の言葉で、恵は絶望の深みから現実という悪夢に引き戻された。
 紗良が頭を垂れたまま課長に顔を向けていた。そこには、人形ほどにも表情が浮かんでいなかった。
「こいつも、最近はふてぶてしくなりおってな。どうだね、浜村クン。新入りのお嬢さんに覚悟を決めさせるためにも、ちと張り切ってみるか?」
 紗良の顔に怯えの色が奔ったのに、恵が気づいた。この浜村という人は、課長さんよりもずっと残酷な拷問をするのだろう。
「針を使いますよ。かまいませんか?」
「もちろん、もちろん。なんだったら、焼き鏝でもかまわんぞ」
「いやあ、あれは準備が大変ですし」
 浜村が、ちろっと恵に目を向けた。
「こっちは、意外とあっさり落ちるかもしれませんしね。病院送りにするのは、もっと先でもよいでしょう」
「それもそうだな」
 何事か恐ろしい相談がされたらしいとはわかるが、それが何なのかは、そのときの恵にはわからなかった。
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 じつにネチネチとした描写が続いています。
 ヒロインの心理も書き込まねばという強迫観念もあります。
 このペースが、おそらく最後まで続くでしょう。









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Progress Report 1:赤い冊子と白い薔薇



 タイトルをマイナーチェンジ。赤い本では「赤本」「青本」と紛らわしい。それに、こっちのほうが「赤い本と白い花」よりも音の転がり具合がよろしいです。
 さて。金曜日半日はマイナンバーカードの申請で、今は日曜の午前が終わろうとしているところです。
 実質3日間で50枚。休日だから1日に25枚は進めなくちゃね。
 今回は、オープニングの御紹介。いきなり半裸(ズロースのみ)緊縛往来引き回しです。
 ドジャーン!と、アップで初めておいてから、おもむろにカメラを引いてそもそもの発端から語り直すという手法です。読者サービスというよりも、筆者のモチUPのためです。


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1.序章

・眼前の逮捕劇
 午前の教科の終業を告げる鐘の音が鳴り終わって五分もすると、白薔薇聖女学院の校門から白いセーラー服姿の乙女たちが続々と吐き出され始める。三人四人、十人ちかい集団もあった。初夏の明るい日差しの中で、乙女たちは清らかに輝いている。
 不意に物陰から二人の男が姿を現わして、ひとりの女学生の行く手を遮った。それだけでもじゅうぶんに不審な行動なのに、男たちは開襟シャツに鳥打帽というヤクザな服装をしていた。
 女学生は立ち止まって、気丈にも相手を睨み据えた。その目の前に黒い手帳がかざされた。
「特別高等警察の者だ。山崎華江だな。非合法のメーデー集会に参加して庶民に暴力をふるった容疑で逮捕する」
 その言葉を聞いたとたん、まわりにいた女学生たちのほとんどは蜘蛛の子を散らすように逃げ去った。気骨のある何人かは、遠巻きにして無言の抗議を眼差しにこめている。
「あれは、そんな集会ではありません。男の人たちが絡んできたから……」
「申し開きは署でしてもらおうか」
 二人のうち若いほうの男が華江の背後にまわって、腕をねじ上げた。
「痛い! やめてください。来いと言うなら行きます。そんな……いやあ、縛らないでください」
 肩の高さまでねじ上げられた手首に捕縄が巻かれて、首にまわされる。
 校長と数人の教師が、大慌てで駆けつけた。その中に紅一点、今学期から英語の臨時教師を務めている石山ユリが混じっていた。
「校門の前で、狼藉にもほどがありますぞ」
 男たちを叱りつけた校長だったが、黒革に金文字の警察手帳を見せつけられては沈黙せざるを得なかった。
「この生徒が、いったい何をしたというのです」
 花江の前に立ちふさがっている年配の男が、説明を繰り返す。
「違います。自分たちは婦人参政権を要求して、公演で小さな集会を開いていただけです」
「なんと、デモに参加したとは。そうとなれば、逮捕も致し方のないことでしょうな」
 校長は華江の訴えをわざと曲解したような言い方をした。
「しかし、制服姿で縛るのだけは勘弁してやってください。我が校の評判が地に落ちます」
 校長の頭には、学院の名誉を護ることしかない。二人の男性教師はもとより、ユリさえも女生徒をかばおうとはしなかった。かばったところで、あらぬ嫌疑を掛けられて一緒にしょっ引かれるだけなのはわかりきっているとしても。
「ふむ。先生のおっしゃることも、もっともだ。泊クン、いったん縄をほどいてやりなさい」
 ほとんど一瞬で、縄がパラリとほどけた。
「制服を着ていてはいかんそうだ」
 年輩の男がセーラー服の襟を両手でつかんで、左右に引き裂いた。
「いやああああっ……」
 華江が胸元を両手でかばってしゃがみ込んだ。
「抵抗するなッ」
 男が華江を組み敷いて、セーラー服を引き千切ってしまった。さらに、スカートも脱がせる。華江は足をばたつかせて逆らったが、かえって男の手を助けたようなものだった。
 公衆――というよりも、見知った顔の面前で半裸にされて、華江は羞恥に打ちのめされ、身体を丸めている。しかし男は、激しく華江を揺すぶった。
「この期に及んで抵抗するかッ」
 取り押さえると見せかけてシュミーズを破り、乳バンドも肩紐を千切り背中のホックまではずした。そうしておいて、背後にねじ上げた手首を扼し、首に縄をまわしてから二の腕までも縛った。
「立て」
 男みたいに裾を刈り上げたお河童を鷲掴みにして、男は華江を引きずり起こした。
 華江の裸身は土にまみれて、一人前の女に性熟する寸前の乳房は擦り傷から血がにじんでいる。
「ひどい……なぜに、こんな辱めを受けねばならないのです。男女同権は、そんなにいけないことなのですか」
 華江は涙の滲む目で男を睨んだが、男は薄く嘲笑うだけ。若いほうの男が、華江に腰縄を打った。
「これなら女学生とさえもわからんから、文句はないでしょうな」
「う、うむう……お役目、ご苦労様です」
 年輩の男に気圧されて、校長はへつらうことしかできない。
「そら、歩け」
 若い男に腰縄を引かれて、華江がよろよろと足を踏み出す。
「とっとと歩かんか。まだ物足りんなら、こいつも脱がせるぞ」
 後ろからズロースの腰回りを引っ張られて、華江が「ひぐっ」と息を呑む。パチンとゴムに腰を叩かれると、背後の男から逃れようとして足を速めた。
 目をそむけながらも遠巻きにしている女学生からさらに離れて、脇道への曲がり角に身を隠すようにして、瀬田恵は事件の一部始終を目撃していた。特高警察への反発ではなく、華江と面識があるわけでもない。恐ろしさに足がすくんでいただけだった。華江がこちらへ追い立てられるのを見て、ますます足がすくむ。間近に眺めたりしたら怒られるのではないかと思っても、膝頭が笑って、立っているのがやっとだった。
 不意に肩を叩かれて、恵は悲鳴をあげた。
「ひゃあっ……」
 そのまま脇道へ引きずり込まれた。
「ここにいたら、面倒に巻き込まれかねないわ。行きましょう」
 ユリの声だった。曲がり角から顔をのぞかせている恵に気づいて、様子を見に来てくれたのだろう。
「あああ……ユリお姉様あ」
 ほかの生徒の目も忘れて、恵は女教師に抱きついた。ユリは路地裏の塀と塀との間に教え子を引き込んで、きつく抱きしめた。そうして、顔をかぶせて唇を奪った。
 尊敬し憧れて深く愛している女性にきつく抱擁されて、恵はようやくに人心地を取り戻した。口の中で蠢く軟らかな肉塊に自分の舌をぎこちなく絡めた。たった今目撃した光景を悪夢とするなら、これは幸せに満ちた夢だった。二週間前に呼び出されて、唐突に告白されて始まった甘美な夢は、だんだんと激しく濃密になりながら、今も続いている。
「今日は時間があるのでしょう。おうちへいらっしゃい」
 恵はユリの腕の中でコクンとうなづいた。
 路地裏伝いに別の道に出ると、生徒の中では恵だけが見慣れている乗用車が停まっていた。遠縁の資産家の邸宅に下宿しているユリは、運転手付きの自家用車で送迎してもらっているのだった。さすがに校門まで乗り付けるような愚は犯さず、筋の違う道で降りて百メートルほどは歩いている。
「ほんとうに、恐かったわね」
 書生めいた雰囲気の若い運転手の目をはばかって、ユリと恵は後部座席におとなしく座っているが、ユリの手は恵の太腿をスカートの上から撫でている。そうされていると、白昼夢のような逮捕劇の衝撃が次第に薄れて――腰の奥がじんわりと熱く潤ってくる。
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全裸連行上下
 さり気に「一番煎じ」を貼ってみたりします。

 この後は女教師とヒロイン瀬田恵のレズシーンです。
 逢瀬を重ねるごとに、女教師は正体(のうちのひとつ、変態)をあからさまにしていって。ヒロインはゴム紐で褌と乳バンドをさせられて、その姿で下校――しかけたところを捕らえられるという筋運びです。
 初っ端から変態淫乱娘の汚名を着せられて……どこまでハチャメチャな話になるか、我ながら不安です。ここ数話、つまらん予定調和なんかブチ壊せ、濠門長恭限界突破新境地開拓じゃと、暴走気味ですが。
 前作の『誘拐と陵辱の全裸サンバ』でも目玉の「猫踊り」で焼けた鉄板に放水して致命傷を回避したヘタレです。
 今回は、大量浣腸後に口肛3人相互連結という限りなく黄金に近い責めを予定していますが……さて、どうなりますことやら。




追伸というか
午後にスパートして、67枚までいきました。67/3.5=19枚/日
女学生4人揃い踏み。小手調べは終わって、いよいよ紗良(咬ませ牝犬)への残虐非道な拷問ではなく、自白を封じての拷悶の開幕です。プリマゾンナ瀬田恵の開膜は(ストーリイ中で)明日になってからです。



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濠門長恭

Author:濠門長恭
S70%+M80%=150%
高々度の変態非行が可能です!

鬼畜と変態と物好きと暇人の合計 (2018.01.01~)
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