Progress Report 5 『いじめられっ娘二重唱』

 
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 06章240枚までを前編として、07~12章の中編に差しかかっています。08章終盤までで110枚。長くなりそうです。
 今回は、08章の中盤を御紹介。校訂していませんので、誤字脱字その他はご容赦。


 ヒロインは、養護教諭のバイでドSのチグサ先生に開発されて、クリオナとは比較にならない「大爆発」を経験しました。
 精液ドレッシングのかかった弁当に躊躇してると、「食べやすくしてやる」と、ご飯を黄色いお茶漬けにされて。他の事ならなんでもするから、これだけは赦してと土下座して。懇願は聞き入れられました。
 ヒロインは動転のあまり、お願いを言い忘れていました。まさか、お茶漬けは許してもらえても、カレーライスを食べさせられるのではないか――と。
 しかし、お茶漬け免除の条件は、とても温情的でした。目の前でスカート丈を(膝上ではなく、ウエストから)20cmまで切り詰められ、普通に立っているだけで尻の下半分が露出し、股間も上から覗き込めるほどにされました。そして、セーラー服も下乳露出までカット。今後は、下着一切無しで、この制服だけを着用する――というのが、条件なのでした。
 それくらい、すべての穴のバージンを奪われ、心まで砕け散っているんだから、どうということは無い――と、強がるヒロイン。
 そして、放課後になります。


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 六時限目の終鈴が鳴り終わる前に、モリトクが教室に現われた。
「今日は、おまえと先生方との懇親会だ」
 一瞬で、わたしは言葉の意味を正しく理解していた。でも、まさかという気持ちのほうが、ずっと強い。見て見ぬふりをするのは、もうじゅうぶんにわかっていたけど、教師全員が性的虐待者だなんて、信じられない。
 けれど。また足洗い場へ連れて行かれて、四つんばいにさせられて、ホースをアヌスに突っ込まれてお腹の中を洗われたら、疑問の余地はなくなる。
 スカートがこれだけ短いと、排せつの邪魔にはならない。
「先生、さよならあ」
 異常な光景を目の前にして、日常的な挨拶をして通り過ぎたのは、一年男女の四人。立ち止まらないのは、モリトクへの遠慮もあるんだろうけど、マイクロバスのせい。遠くの第二分校と合併したせいで、生徒の何人かは(これも蒲田が寄付した)マイクロバスで通学している。放課後すぐと、部活終了後の二便しかないから、『女の人の裸』を眺めている暇はない。あの子たちには、わたしは上級生というよりもオトナに近い存在に思えてるはず。二年前のわたしが、そうだったから。
 できれば、そのままでいてほしい。あ、でも。オトナのお姉さんなんだから、SEXの手ほどきをしてもらえるなんて、とんでもない期待を持たれるかな。モリトクと岳人が、どう感がるか次第だけど。
 連れて行かれたのは、校長室。といっても、分校に校長はいないし、代理の教頭も分校に来ることはあまりない。
 かび臭い部屋の中には、五人の教師が待ち受けていた。
 二人は女性だった。わたしをロストバージンの場へ車で運んだ養護教諭のチグサは、予想していないでもなかったけど。国語の後河内鮎子までいたのには、驚いた。この人だけは、わたしの露出過剰な裁断制服を見て顔をしかめたけど、三人の男たちは性欲にぎらついた目で、わたしの身体を視姦している。
 社会科で一年担任の白勢、数学で二年担任の村上、音楽と美術を掛け持ちの奥村。
 この場に居ないのは、理科で三年担任の佐々木先生と、英語の三枝恵美先生だけ。
「土曜日は遊ばせてもらえなかったから、今日の口開けは、私よ。いいでしょ、モリトク」
 言葉が終わらないうちから、白衣を脱ぎ始めて――えええええええええっ!?
 体育の助手をするとき以外は、ごくふつうの服の上に(残暑どころか昼間は真夏も同然だというのに)白衣をざっくり羽織ってるだけなのに、今日はきっちりボタンを掛けているなとは思ってたんだけど。白衣の下は、黒いボンデージファッション。ウエストを締め付けて、乳房も股間も露出している。ハート形に切りそろえた淫毛が、すっごくキューティー。じゃなくて!
「カスちゃんじゃ、どうにも物足りなかったのよね。かと言って、そうそう生徒に無茶はできないし」
 わたしに歩み寄って、乳房に手を伸ばす。
 逃げたって無駄だと、思い知らされてるだけじゃない。逃げたら腹パンか竹刀だと、それが怖かったのもたしかだけど。それ以前に。チグサの怪しいじゃなくて妖しい雰囲気に飲まれて、身体が硬直してた。
 チグサの指が、乳房に触れた。
「あ……」
 乳房にさざ波が走って、吐息が漏れた。男子のぶきっちょでらんぼうなもみ方とも、モリトクの拷問そのもののわしづかみとも、まったく次元の異なる、さわられ方。
「ふふん、敏感ね。たった三日の間に開発されたのかな」
 抱き寄せられて唇を吸われて、全身でさざ波が揺れ動き始めた。
「三年ぶりに満足させてもらえそうね」
 そばにあったソファに押し倒されて、もうそれだけでわたしは全裸も同然。
「それを聞いたら亜里沙がすねるぞ」
「あの子は、縄が嫌いだもの」
 わたしだって、嫌いだよ。だけど、亜利紗って、三年の野々村亜里沙さんのこと? レズSMの相手をさせてるってこと?
 どんだけ性的虐待がまん延してるのよ、この学校!
 沸き上がった義憤には関係なく、全身のさざ波がだんだん大きくなって、腰の奥ではマグマがうごめき始めた。
「白勢先生と村上先生は、きれいな肌がお好みでしたわね。最初は、この子を甘やかしてやりましょう」
 男どもがひと通り終わったら、縄で縛ってSMをするけど、今はふつうにレズるって意味だと思う――と、屈辱と期待とが、同時につのってくる。だって、乳房を軽く揉まれてるだけで、乳首すらさわられていないのに、このさざ波とマグマだよ。オナニーはもちろん、香純ちゃんとのレズごっこでも得られなかった目くるめく快感を期待しちゃうよ。同性だから、陵辱って意識が薄い。いざとなれば、責め返してやれる……かなあ。
 乳房の上をすううっと指が滑って。いよいよ来る――という期待をはぐらかして、乳首のまわりで小さな円を描いて逃げていく。
「あん……」
 思わず、失望のため息。でも、触ってくださいなんて、おねだりはしない。するもんか。こいつはペニスでわたしを辱めることはできないけど、教師の立場を隠れみのにして、ねつ造された動画で(後から撮られた本物のもあるけど)脅迫されているいたいけな中學生を邪悪で淫乱な欲望の犠牲にしている卑劣『漢』――じゃなくて、『婦』? ええい、『姦』て字を奉ってやる。チグサは卑劣姦だ。
「ひゃあああああっ……んん」
 香純ちゃんよりハイオクターブの、我ながら甘ったるい悲鳴。さんざっぱ乳首を焦らされた挙句に、不意打ちのクリトリス。
 にゅるんと皮の上から押し込まれて、先っぽからマグマが噴出した。あまり貯まってなかったから悲鳴で済んだけど、爆発寸前まで追い込まれてからだと、どうなってただろう。想像もつかない。
「今までで、いちばん可愛い声ね」
 クリトリスの付け根を指で押さえされて、に゙ゅるゔっと、皮を剥かれた。露出した突起を激しくこすられる。早い動きなのに、ちっとも乱暴じゃなくて、今度はそこからマグマをバギナの奥へ注ぎ込まれてるみたい。
「ふあああっ……怖い……」
 両手を差し伸ばして、チグサ先生の肩にしがみついた。
「まだよ、まだ逝っちゃ駄目よ」
 わたしに抱きつかれて手を動かしにくいはずなのに、乳首とクリトリスだけでなく、バギナも指でかき回されて、アヌスまでもみ込まれた。
 まさかと思って、首をもたげてみたけど、わたしを愛ぶしてるのは先生ひとりだった。
 ああ、そうか。マルチタスクなんだ。一か所を責めて燃え上がらせると、指の位置を変えて別のところを責めて、最初の火が衰えないうちに指を戻してる。その動きも刺激になって――何人もに愛ぶされてるみたいに錯覚してるんだ。
 こんなテクニック、真似できない。先生に反撃なんか不可能。わたしは観念して、先生のフィンガーテクニックに溺れることに専念しあた。
「ああああっ……腰が熱い。クリちゃん凄い……乳首、もっと虐めてください」
 焦らしのテクニックなんだろうか。どんどん貯まってくマグマが、噴火しない。肌の奥深くで全身に浸み渡ってく。
「ぼつぼついいかな」
 一瞬、すべての指が肌から離れた。
「いやあ……やめないで……あぐっ……ああああああっ!!」
 バギナがぐうっと押し込まれて、ずぶうっと太い感触が押し入ってきた。痛くない。どころか、アヌスを貫かれるより、ずっと分厚くて広がりのある快感。同時に、クリトリスに激しい振動が加えられた。
「うあああああああっ……は、ばば爆発ちゃうよおおおおおっ!!」
 身体全体が爆発して、粉みじんになった肉体を熱風が宇宙の彼方まで吹き飛ばしていくような――これが、本物のオーガズムなんだ。
 なにもかもが幸せに感じられて、レ イ プも『仕付け』も、このための準備だったんだと思えて、ふわあっと気が遠くなってく。
 でも、失神は許されなかった。
 ずんずんずんずううんと、バギナに太い感触が早く浅く早く浅くゆっくりと奥まで打ち込まれる。そのたんびにマグマが湧きだして貯まっていって。ヴヴヴヴヴヴヴ……クリトリスが激しく震えて、また宇宙規模の大爆発が起きる。
「いいわよ。私にも来てる……落ちてる落ちてる……がわあああああっ!」
 耳元で猛獣がほえて、どさっと熱い重みがわたしにのしかかった。
 そうか、先生も逝っちゃったんだ。オーガズムの幸福感とも違う、満足な気持ちがわたしを包んだ。
「チグサ、いい加減で交代しろ。年がいもなく鼻血を吹きそうだ」
 どおんと地響きを立てて、わたしの身体が地面にたたきつけられた。大急ぎで消しゴムを探す。たしかに、これまで経験どころか想像すらしたことのない凄まじいオーガズムだったけど、そのためにレ イ プがあっただなんて、冗談じゃない。それじゃまるで、わたしが淫乱なマゾみたいじゃないの。
 にゅるるんと、バギナから太い感触が引き抜かれた。
 ソファの背もたれにすがって身を起こすチグサ。その腰には、モリトクよりふた回りは太いバイブ(振動とかしなかったから、厳密にはディルドってやつだろう)が生えていた。そのすぐ上に、先端が熊手みたいに広がった小さな突起があった。あれでクリトリスを刺激されたんだ。こっちは確実にバイブが仕込まれてる。
「それでは、三人で渾身の懇親会を始めてください。生徒たちだって、三穴同時は当たり前ですよ」
 駄ジャレを交えて、モリトクが三人の男をたきつける――までもなかった。とっくに裸になってた三匹の野獣が、うなり声をあげながら、わたしに襲いかかってきた。
 ペニス三本に貫かれるのは、これが六回目。ロストバージン直後の三人ずつ四回と、昨日の一回。
 立ったまま前を大柄な村上に犯されて後ろを小柄な白勢に突き上げられて、デスクの上に立った奥村のペニスを頬張るくらい、そんなに苦にならない。
 これまでは、アヌスがわずかに気持ちいいだけで、バギナは痛いしフェラチオは吐き気がするばかりで、ひたすらの苦行だったけど。今日はというより、凄絶なオーガズムの余韻に浸っている今は、ちっとも苦しくも痛くもない。身体の中の空虚を満たされてるような、奇妙な充実感があった。
 満足とか喜んでるとかじゃないよ。身体中にペニスを詰められて、それぞれが恥辱と屈辱と嫌悪。でも、バギナの奥に残ってたマグマが、アヌスの快感で熱せられていくみたい。
「自分でも動きなさい」
 白勢が教師っぽい口調で命令するけど、わたし、自分より大きな男にサンドイッチにされて、つま先立ちなんだよ。足を床に着けようとすると、バギナの奥に痛みが痛くなる。動けるわけないじゃない。
「無理です。センセイたちで勝手に動いてください」
 しゃべってるあいだだけ、奥村を吐き出して、またすぐに、あむっとくわえた。ついでに、村上に抱きついて、脚を上げて腰に絡めてやった。駅弁ファックの三穴バージョン。
 でも、考えてみるまでもなく。一本のペニスだけに犯されたのは、たった二回だけ。ロストバージンのときと、フンドシお礼フェラ直後の、これもモリトク。
 あ、さっきのチグサを数えれば三回か。ふつうの女の子どころか、ソープ嬢だって、そうそう三穴同時なんて経験しないよね。わたしの経験、ものすごく偏ってるなあ。
 わたしがじっとしがみついていると、村上が上下に揺すり始めた。膝の屈伸運動と腰の前後運動を交えている。白勢も、それに合わせて腰を動かす。バギナよりもアヌスが、激しくこすられる。
 奥村もピストン運動を始めたんだけど。がっしりポニテをつかんで、がくがくがくがくわたしの頭を揺すぶってくれる。もう、脳震とう寸前。
 そして、経験豊富なせいか精力減退か、十五分くらいはもみ苦茶にされても、誰も射精してくれない。
「もう、続かん」
 村上が音を上げて、わたしを引っぺがした。
「おっとっとっと……」
 わたしを押しつけられた白勢がよろけて、私を下にしてソファに倒れ込んだ。床に倒れられるよりは、まし(ヽヽ)。
 そのまま、わたしに体重をのし掛けて、ピストン運動を始めた。
 ずんずんずんずんと激しく突かれて、そのたびに乳房が上下に押しつぶされる。あまりボリュームのない乳房だからクッションになってくれなくて、乳首がソファの革にこすられて……痛いのに気持ちいい。アヌスの快感も、はっきりとある。もちろん、チグサに犯されたときの百分の一未満だけど。
 びゅくびゅくって、アヌスにケイレインを感じた。それが射精だったんだろう。白勢の重みが消えた。
そしたらすぐに表返されて(?)村上に前を貫かれた。
 あれ? これもチグサの余韻かな。バギナの縁をペニスの張り出してる部分にこすられたとき、ぞくぞくっと背中が震えたほど快感があった。ピストン運動が始まると、その半分くらいの快感が連続して打ち寄せてくる。
 マグマが、だんだんと貯まってくる。でも、さすがに噴火する気配はなかった。
 レ イ プされて感じるなんて屈辱でしかないのに、チグサに与えらた、あの凄絶な爆発の十分の一でも再現したくなってくる。クリトリスを刺激したら、絶対に噴火が始まる。その確信はあったけど。オーガズムに追いやられるのさえ(快感だけど)屈辱なのに、自分で噴火させるなんて、浅ましすぎる。そんな葛藤を乗り切って、白勢からの射精を勝ち取った。不適切な表現だけど。
 最後に、奥村の番。用意周到、ウェットティッシュを持ち出して――ちょ、なにするのよ!?
 丸めてバギナにねじ込もうとする。
「痛い! やめてください」
「きれいにしてやってるんだ、すこしくらい我慢しなさい」
「すこしじゃない。痛いんです!」
 ぬうっとモリトクが身を乗り出してきて、拳骨をわたしのお腹に押し当てた。
「竹刀がいいなら、そっちにしてやるぞ」
 そうだ。こいつがいたんだ。
「ごめんなさい。おとなしくします……」
 凄絶な快感に酔い痴れてた部分があった。同級生じゃなくて完全なオトナを立て続けに二体撃破(??)した、高揚感というとすこし違うけど、なんか頭がふんわかしてた感じだった。それが、一瞬でぺちゃんこにされた。惨めな性奴隷の立場を、反吐が出そうになるくらい思い出した。
 だけど。大爆発の余韻は、まだ続いてた。ウェットティッシュでの乱暴な跡始末がおわって、奥村に犯されると、またすこしだけマグマがうごめき始めた。さすがに、クリトリスをしげきしたくてたまらなくなるほどじゃなかったけど。
「それでは、後はよろしく」
 あたふたと服を着てそそくさと奥村が立ち去って。気づいてみたら、部屋にはモリトクとチグサしか残っていない。
「これで、先生方との懇親会は終わりだ。ここからは二次会だな」
 そういえば、モリトクはまだわたしを犯していない。それにチグサは女だから、射精で突入するという賢者タイムも関係ない。つまり。これからが地獄の二丁目ということになる。
 だけど。二度目の大爆発を、ちょっぴり(というのはウソで、本音はものすごく)期待しているのも事実。
 ひと目でSEX直後とわかる雰囲気を漂わせているわたしを、モリトクはまた足洗い場まで追い立てた。まあ、雰囲気とは関係なく、太腿やお尻にこびりついたままになってる精液やねばっこいお汁とかオリモノを見れば、一目が瞭然なんだけど。
 今度はアヌスだけじゃなくてバギナにまでノズルを突っ込まれて洗浄された。圧力で水が押し込まれたのかもしれない。たっぷりと、おしッこまで出てしまった。
 ――それから一時間。モリトクがアヌス、チグサがバギナとクリトリスを担当して、わたしを責め抜いた。最初と同じ、ペニスとは比較にならない凄絶な刺激をバギナとクリトリスに与えられて、今度はアヌスまで加わったから、最初よりも凄まじいオーガズムに追い上げられた。怖くなって、途中からわんわん泣いちゃったけど、それまで快感のスパイスになったんだから――女って、ほんとうに業の深い生き物だ。と、一般論にすり替えとく。
 でも、それで終わりじゃなかった。
「これだけ楽しませてあげたんだから、すこしはお返しをしてもらわなくちゃね」
 クンニをさせられた。生まれて二度目の経験。チグサは、香純ちゃんよりも簡単に(つまり、ほとんど一瞬で)オーガズムに達してくれたけど、そこで終わらなかった。貪欲に貪欲に、三度四度とオーガズムを求めて、わたしの舌が麻痺して動かなくなるまで、赦してくれなかった。それも――乳首ひねってもクリトリスをつねっても、私が下を動かさない、動かせないと納得してからだよ。
 帰りは車で送ってくれたけど、それは当然。だって――呂律は回らないし、超絶オーガズムで腰が砕けて、よろがあしあしだったから、歩いて返されたら、どっかで野垂れ死にしてたかもしれない。
 そして。自分の部屋に倒れ込む寸前、完全な日常が目の前に立ちはだかった。というのは、父親からの留守録。
「ひさしぶりだね。元気に過ごしていますか。たまには、そちらの様子を連絡してください。何度電話しても留守録のままだから、パパは心配になってきました」
 元々、他人行儀っぽい物言いをする人だったけど、留守録となると、その傾向がいっそうになる。
 あまり心配をかけると、直接会って確かめようなんて思うかもしれない。そうなったら、もしかしたら、娘の異状に感づくかもしれない。
 それは困る。なんてのん気な状況じゃないんだから。
「あえいうえおあお。あめんぼ赤いなかきくけこ」
 うん、滑舌は戻ってる。ので、気力を振り絞ってTEL。ツウコールで出た。
「あ、パパ。心配かけて、ごめんなさい。詳しいことはメールするけど、こっちは受験勉強する子なんて、ほとんどいないの。だから、ついみんなで遊んじゃって」
 ウソじゃない。無理しないで通える進学先は一校だけ。完全に定員割れ。自然と偏差値は下がる。岳人とか、家に余裕があって本人(か、親)にやる気がある子は街の塾まで遠征してるけど、圧倒的少数派。
「ううん、大丈夫。遊ぶったって、学校の中だから。校務員を兼ねてるモリトクって先生が住み込んでて、ずっと目を光らせてるから、悪いことは出来ないよ」
 悪いことは、たくさんされてるけどね。
「うん、みんな親切だよ」
 性奴隷にされてたくさん遊んでもらってる。
「うん、うん。わかってるってば。まだ、ご飯食べてないの。お腹ぺこぺこだから、もう切るね」
「うん、お休みなさい」
 父親は相槌と短いコメントだけで、ほとんど一方的にわたしがしゃべりまくってた。人間、やましいことがあると冗舌になるって、ほんとだね。あたしは、ちっともやましくなんかないんっだけど。
 電話を切って。さっきまでの非日常と、不意に現れた日常とに、心が宙ぶらりんになったまま、電話ではああいったけど、お昼ご飯を抜いちゃってるのに食欲なんかちっとも無くて。パジャマ(しか残されてない)に着替える気にもなれなくて。
 もはや制服の形状を留めていないボロ布を身にまとったまま、朝から敷きっぱなしにしちゃってる布団の上に、身を投げ出した。
こうず中編
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 今回のアイキャッチは、中編の表紙用に考えて、ぼつにした表紙絵の構図です。
 あまり尺が長くなると、これも使うかもしれません。その場合は、後編にこの構図を使って、のあとに終編とかつけ加えます。
 今現在考えている表紙絵の構図は、本棚(トップ記事)を参照してください。



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